2020-01-01から1年間の記事一覧
ご挨拶 2020年、お付き合いいただき、ありがとうございました。 振り返ると2018年9月から2年と3ヶ月、よく続いたものです。最初は10回程度で日本海軍の主力艦をチラチラっと並べて、くらいの気持ちで始めたのですが、手をつけるとコレクター魂に中途半端に火…
仕込み期間、継続中。今回も、サクッと。 ・・・という訳でもないのですが、「訳のわからない」タイトルになりました。 今回は「フィンランド」です。と言っても、行ったことないし、多分、「行きたい、行きたい」と言いながら、きっと行かないんだろうなあ…
制作週間、まだまだ継続中。 と言うわけで、今回も少し短めに。 今回は前回の続きというわけで、イタリア海軍の第二次世界大戦中の巡洋艦の2回目。 軽巡洋艦、「コンドッティエリ型」という総称で知られる軽巡洋艦の艦級の紹介です。 「コンドッティエリ型」…
制作週間、継続中。 と言うわけで、今回も少し短めに。 前回のアドリア海に少し関連して、今回から2度にわたりイタリア海軍の第二次世界大戦期の巡洋艦のご紹介です。 イタリア海軍の巡洋艦は概ね以下の3つの系統に分かれています。 ワシントン・ロンドン体…
今週も引き続き制作週間、と言う事で、進行中の「アドリア海」編(いつの間に「編:シリーズ化」したのかな)に登場する予定のイタリア空軍(海軍?まだ設定はまだ迷っていますが。空軍のマークつけちゃったしなあ)飛行警備艦「オッタビアーノ・アウグスト…
今回は、ちょっと手抜き、という訳ではないけれど、制作の方にも週末の時間を使いたくて、サクッと行きます。 そういう時は、お決まりの「最近の新着モデルのご紹介」です。 以前、本稿では、Shapewaysで発見したスペイン海軍の「海軍移動航空基地:Estación…
本稿ではこれまで通商路保護のための護衛艦艇を種々紹介してきましたが、今回は前回に引き続き、「通商路破壊」の視点から、ドイツ海軍が大量に投入した潜水艦をご紹介します。 いわゆる「Uボート」ですね。 筆者はこれまで「護衛艦艇が大好き」というお話を…
復活ドイツ海軍のZ計画 第一次世界大戦の敗戦で、ドイツはかつては世界第2位を誇った海軍を失い、さらにベルサイユ条約下の制限で、その保有海軍力に大きな制限を課されることになりました。1万トン以上の排水量の艦を建造することが禁じられ、その建造も代…
今回は、前回の陽光あふれるような、ちょとはしゃいだ地中海(アドリア海)から一転して、鈍色のバルト海、北海に視点を移して、どちらかというと本稿の本筋に近い艦船群のご紹介です。 とは言え、アドリア海編も着々と準備が進行中で、前回の主人公であった…
このところ、本稿前回でご紹介したスペイン海軍水上機母艦(海上移動航空基地)「デダロ」の工作に時間を使っています。その経過をご紹介。まだ途中なんで、これからまだまだ手を入れていく予定ですが。 今回はそんなお話し。 まずは「デダロ」のご紹介を改…
コレクションに欠けていた軽巡洋艦「大淀」の竣工時のモデルが到着しましたので、ご紹介します。併せて、想像力を掻き立てられるちょっと面白い船が入手できたので、それもご紹介。今回はそういうお話。 軽巡洋艦「大淀」竣工時のモデル 軽巡洋艦「大淀」は…
本当に申し訳なく思うのですが、今回も筆者の大好きな護衛艦(コルベット)の話です。 ちょっと取り止めのない話になりそう。作りたかった、並べたかった、という感じですので。 本稿の「映画「グレイハウンド」に登場する艦船」の回で、「フラワー級」コルベ…
今回は、表題の通り「自由ポーランド海軍」です。 前回、映画「グレイハウンド」に登場した艦船を紹介しましたが、その時にはたと気づいたこと、「そう言えば、自由ポーランド海軍(ポーランド共和国亡命政権軍)の艦船って、揃ってたんじゃなかったけ」と。…
映画「グレイハウンド」 「グレイハウンド」ご覧になりましたか? 私は4回ほど見ました。色々と言いたいことはありますが、4回も見たということは、間違いなく面白い映画だと思います。 映画の批評は他の詳しい皆さんにお任せするとして、私は楽しめたと申し…
今回はサクッと(何度もこの表現をしているような気もしますが)、最近の新着モデルのご紹介です。 あわせて、このブログの本題であった「主力艦」開発史に続き、これまで「巡洋艦」「駆逐艦」「各種小艦艇」と展開してきた日本海軍のミニ・シリーズを、いよ…
本稿では、前回、最近の制作コレクション紹介の流れで、機雷敷設艦「厳島」急設網艦「白鷹」が登場しました。 本稿では何度か触れているように筆者はこうした小艦艇が大好きで、これ迄、折を見てこういった模型の収集をしてきたのですが、そもそもがマイナー…
本稿前回で「初春級」駆逐艦の竣工時モデルが未市販のためセミ・スクラッチでの自作への挑戦をご紹介したわけですが、前回をお読みいただいた方はご承知のように、筆者のリサーチ不足で完成したセミ・スクラッチモデルに欠陥が見つかり、「いずれは再トライ…
本稿では、前回、前々回の2回に分けて日本海軍の太平洋戦争時の駆逐艦を総覧しました。 fw688i.hatenablog.com fw688i.hatenablog.com その中で、ワシントン・ロンドン体制下で設計された「初春級」についても記述したのですが、この艦級は、日本海軍の駆逐…
前回に引き続き、大戦期の日本海軍の駆逐艦のお話です。 今回はその2回目。 前回では、ワシントン・ロンドン体制下での、日本海軍の駆逐艦開発の軌跡を追ってきたわけですが、「朝潮級」の開発段階で軍縮体制に見切りをつけた設計に舵を切りました。 今回は…
今回は大戦期の日本海軍の駆逐艦のお話です。 本稿ではこれまで「艦隊駆逐艦 第1期の決定版」として「峯風級」とその系列の最終形である「睦月級」をご紹介しました。その再録も含め、終戦までの全艦級のご紹介です。 下表は太平洋戦争に投入された日本海軍…
今回は、夏休みの工作特集、です。 特設空母「安松丸」 の製作 特設空母「安松丸」と聞いて、ピンと来た方、いろいろな意味で、「かなりなもん」です。 特設空母「安松丸」を知っていますか? 特設空母「安松丸」は、元々は日本陸軍が上陸支援母艦とする目的…
本稿で前回紹介した「超甲巡」が完成! 今回は「超甲巡」を中心に、「本稿「大好きな小艦艇特集」の回で、未入手だったモデルがいつか届いたので、そちらも地味に紹介します。 fw688i.hatenablog.com 「超甲巡」(超甲型巡洋艦) (直上の写真は、「超甲巡」…
近況から入って恐縮ですが、ご多分に漏れず、筆者もリモートワークを4月以来続けています。4月・5月は100%、6月後半からは週一回ペースでオフィスに出社する日々です。 自宅からオフィスまでの通勤時間は1時間強、というところですが、改めて通勤時間とい…
今回は日本海軍の巡洋艦小史の番外編、ということで、未成艦・架空艦のご紹介です。 日本海軍は、これまでご紹介したように、太平洋戦争には「天龍級」(2隻)、「5500トン級」(14隻)、「夕張」の軽巡洋艦、「古鷹級」(2隻)、「青葉級」(2隻)、「妙高…
諸々あって、今回は非常に小さな話題で。 これまで1:1250スケールの艦船模型メーカーについて、あれこれ紹介してきましたが、実はコレクターにとって、かなり嬉しくて、しかし少し悩ましい問題が、艦船模型メーカー自身による、モデルのグレードアップなので…
もうすっかりお馴染みの Shapeways 今週(う?先週?)、いつもご贔屓の ShapeWaysからいくつか艦船モデルが届きました。 本稿では既に何度か紹介しているので、繰り返しになりますが、Shapewaysはオランダにある3D Printingの、おそらく世界最大手の出力セ…
映画「グレイハウンド」予告編(再掲) 前回、本稿では本題に入る前にトム・ハンクス主演で予告編が流れ始めた「グレイハウンド」について、少し触れました。 予告編を再録しておきます www.youtube.com この映画、船団を護衛する駆逐艦とそれを駆り立てるU…
実は大好きな小艦艇 今回は、本稿前回で「香取級」巡洋艦の関連で紹介した「海防艦」に引き続き、「小艦艇」を少々。 本稿の読者(そんな人いるのかな、と想いつつ)はなんとなく気配を感じてもらっているかもしれませんが、筆者は通商路を巡る海軍のあり方…
今回は、ちょっと息抜き。最近の新着モデルのご紹介です。 まずは、最近、展開してきた(一応、「既成艦」については前回でめでたく終了しましたが)ミニ・シリーズ「日本海軍巡洋艦発達小史」で欠けていたいくつかの艦の補填から。 「日本海軍巡洋艦発達小…
このミニ・シリーズでは、 これまで、日本海軍の巡洋艦の建造の推移を見てきましたが、簡単にまとめると、黎明期の日本海軍の主力を構成し、やがては育成された主力艦の補助戦力となった防護巡洋艦の時代。それに続き、魚雷の性能向上と駆逐艦の高速化の流れ…