ご挨拶
2020年、お付き合いいただき、ありがとうございました。
振り返ると2018年9月から2年と3ヶ月、よく続いたものです。最初は10回程度で日本海軍の主力艦をチラチラっと並べて、くらいの気持ちで始めたのですが、手をつけるとコレクター魂に中途半端に火がついてしまいました。まとめが一段落したら全部どこかに片付けて、猫を飼えるように綺麗にしようかなんて考えていたのですが(模型と猫は相性が悪い!)いつの間にか投稿数が120回を超えてしまいました。
コレクションは「片付ける」どころか、ますます深みにはまっていく、というのが現状で、「猫を飼う」なんて言うのは、夢のまた夢、です。
それにしても、こうして自分なりに整理をし始めると、それまで知らなかった事、考えてもみなかった事、「なんでこんなもの作ったんだろう」が「なるほど」そういう事だったのか、と気がつく事、ほとんど毎回新たな発見があって、大変楽しい時間を過ごしています。
たかが模型なのですが、歴史と地政学的な必要性、そこで育った民族性など、「たかが模型」と侮るなかれ。
併せて、それにも増して、どこかで楽しみにしていただいている方がいるのかも知れない、それがアクセス数として現れて、これも大きな励みになっていることは間違いありません。
「皆さんに育てていただいた」と、表現としては陳腐ですが、まさに偽らざる心境です。
本当にありがとうござました。
それにしても、2020年、これまでに経験したことのない一年でしたね。いろいろな事が、当たり前ではなくなってしまいました。どこかで「この星は今、傷ついている」と言うような言葉をしばしば聞きました。等しい脅威、それが生活の中に入って来ている、というのを日常的に感じる、そんな日々を送られた方も多いのではないでしょうか?
働き方が変わり、子供たちの教育が変わり(筆者は外資系企業に勤めてるのですが、海外の同僚の中には、未だに子供たちの学校は閉鎖、全ての授業はオンラインで、特にネットにアクセスの難しい貧困層の子供たちへの教育は全て放置状態、と言うような話を聞きます)、当たり前の風習を変えざるを得ませんでした(筆者は1月に父を亡くしました。天寿を全うした、と言ってもいい年齢だったので、それはそれで仕方ないと思いながら、葬儀はまだ騒動の始まる前でなんとか執り行えたのですが、その後の法要は最低限のことしかできていません。一周忌もどうなることやら)。
しかも、今のところ、どんな風になったらこの状態を抜け出せるのか、それが見えていません。こんな状況も、おそらく初めてじゃないでしょうか?これは、実は結構辛いですね。
そんな中でも、筆者の荷物は毎日海外から届くのです。ああ、ちゃんと仕事してくれている人がいるんだなあ、人の移動がこれだけ制限されながら、筆者の荷物をちゃんと運んでくれている人がいる、これはもう感謝しかないですね。
これは自分もできることを頑張るしかないか、どこかで誰かの助けになっているかもしれない、と信じながら、という、これも「脅威を感じる」一方での偽らざる実感でもあるわけです。
・・・と、何かと考えることの多かった一年でしたが、と言う次第で2021年も「できることを続けていく」(楽しいだけじゃないの、ってそんなこと言わないでくださいよ)つもりですので、何卒、今しばらくお付き合いください。
本当に1年間、ありがとうございました!
そして、2021年もよろしくお願いします。
少しお知らせ
これまでの投稿を、以下のブログにまとめています。
**本稿での投稿を適宜そのまま関連がありそうな項目をまとめて移設しているので、実は文体が投稿時期によってまちまちです。大変、気にはなっているのですが、改稿する「勇気」が今のところありませんので、そこはご容赦を。
本稿と併せて、縦糸と横糸のような関係にできればいいなあ(どっちが縦糸か、と言うようなツッコミは置いといて)、とこれは「小さな野望」ですね。
内容をご紹介。
各国海軍の主力艦開発のまとめ
言うまでもなく、本稿では年表風に投稿して来た各国海軍の主力艦開発を、国別にまとめたものです。筆者のお気に入りの順に。
そして未成艦・If艦のまとめも
未成艦・If艦のご紹介。今のところ多分主力艦(戦艦・巡洋戦艦)でけですが、いずれは手をもう少し広げるかも。
主力艦以外のミニシリーズも。
日本海軍の補助艦艇はこちらで(もう少し残っていますね)
2021年の早い時期に前々から公言している「日本海軍の航空母艦」を多分ミニシリーズで投稿する予定なので、これもいずれは「まとめ」としてこちらにも追加します。
さらに本稿でぼちぼち始めている日本海軍以外の補助艦艇のに未シリーズも、適宜、こちらにも掲載していく予定です。
海上自衛隊シリーズ
これは説明、いらないですかね。
そして模型サイトらしく、こんな話のまとめ
今のところ3D Printingの話だけです。そもそも筆者が1:1250スケールのコレクションを始めた当時は、3D printingがこんなに充実するとは考えていませんでした。今や最重要な選択肢、かも。
と言うことで、内輪のご紹介、のような投稿になりましたが、こちらも時折、よろしくお願いします。
予告編:2021年の本稿の投稿予定を(順不同です)
構想中の投稿ラインナップは以下の通りです。
日本海軍の航空母艦開発小史:ミニシリーズで。モデルはほぼ全て揃っています。甲板の白線を整備中。
装甲巡洋艦のミニ・シリーズ:これまで紹介してこなかった海軍の装甲巡洋艦の補完計画。モデルはほぼ揃っています:米海軍、オーストリア=ハンガリー帝国海軍、イタリア海軍
第二次大戦期の巡洋艦総覧シリーズ:英海軍、フランス海軍、米海軍(?)
第二次大戦期の駆逐総覧シリーズ:英海軍、ドイツ海軍、米海軍、フランス海軍(?)、イタリア海軍(?)
残された主力艦のミニシリーズ:バルト海の海防戦艦(スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランド)
アドリア海の空賊物語:これはどんな展開になるか???
こんな感じで、2021年もよろしくお願いします。
もちろん「こんな企画できるか?」のようなアイディアがあれば、是非、お知らせください。
さらに、模型に関するご質問等は、いつでも大歓迎です。こんな模型探しているんだけど、どこかにあるだろうか、と言うような問い合わせや、調達方法など、どんなことでも結構です。
特に「if艦」のアイディアなど、大歓迎です。作れるかどうかは保証しませんが。併せて「if艦」については、皆さんのストーリー案などお聞かせいただくと、もしかすると関連する艦船模型なども交えてご紹介できるかも。
もちろん本稿でとりあげた艦船模型以外のことでも、大歓迎です。
お気軽にお問い合わせ、修正情報、追加情報などお知らせください。
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