相州の、ほぼ週刊、1:1250 Scale 艦船模型ブログ

1:1250スケールの艦船模型コレクションをご紹介。実在艦から未成艦、架空艦まで、系統的な紹介を目指します。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

レキシントン級巡洋戦艦、巨大集合煙突デザイン、制作の話

今回は、巡洋艦のお話は少しお休み。 そのかわりに、と言ってはなんですが、以前、モデルの到着をご案内していた「レキシントン級巡洋戦艦」が、一応完成しましたので、ご紹介します。 今回は、そう言うお話し。 一番最後に投票がありますので、そちらもよろ…

お詫びと訂正:日本海軍巡洋艦開発小史(その4) 平賀デザインの巡洋艦

表題中の「青葉級」紹介の際に、事実誤認がありました。お詫びします。 「青葉」はサボ島沖夜戦で損傷し、その復旧の際に予備砲身がないために3番砲塔を修復しなかったので、大戦末期を再現した掲載した写真の姿はありえない、という主旨の記述をしましたが…

日本海軍巡洋艦開発小史(その4) 平賀デザインの巡洋艦

平賀デザイン 平賀譲は大正期から昭和初期にかけて日本海軍の艦政本部で鑑定設計に従事しました。 その設計の根幹は、少し乱暴に整理してしまうと、日本海軍が誕生から負わされた大命題、乏しい資源と予算を条件として如何に最大級の戦闘力を生み出すか、と…

日本海軍巡洋艦開発小史(その3) 5,500トンシリーズ

前回に引き続き、日本海軍の軽巡洋艦の主軸となった5500トン型のお話です。 今回登場する二つの艦級の軽巡洋艦は、いずれも、太平洋戦争前半は水雷戦隊旗艦などとして大暴れした船ばかりです。 日本海軍のワークホース! 長良級軽巡洋艦 -Nagar class light …

日本海軍巡洋艦開発小史(その2) 軽巡洋艦の誕生

防護巡洋艦から軽巡洋艦へ タイトルの流れを少し乱暴に整理すると、巡洋艦に対する機動性・高速化への要求から、その主機にタービンが採用され、その燃料も効率の良い重油へのシフトが加速化されました。 本稿ではこれまで何度も触れてきたので、「またか」…