相州の、1:1250スケール艦船模型ブログ 主力艦の変遷を追って

1:1250スケールの艦船模型コレクションをご紹介。実在艦から未成艦、架空艦まで、系統的な紹介を目指します。

続「脇道探索」:脇道彷徨のさらなるアップデートと、A-140計画艦のデザインバリエーション

A-140計画艦のデザインバリエーション 表題とは後先になりますが、まず、A-140計画艦のお話です。 本稿前回をお読みいただいた方はお分かりになると思いますが、このところA-140計画艦のうち、主砲前部集中配置案から発想を得た「大和級」戦艦のバリエーショ…

「脇道探索」:脇道彷徨のアップデート、と、ちょっと面白いもの(A-140計画艦)作ってみた

彷徨の現在:「スウェーデン海軍艦艇」その後 本稿の読者は既にご存知とは思いますが、このところ、大変目先の「脇道探索」という名目で、「第二次世界大戦期のスウェーデン海軍」の艦艇群に興味が集中しています。 ご承知のように、スウェーデンという国は…

「脇道探索」:脇道彷徨の現在と、新着モデルから少しメーカー比較など

彷徨の現在「スウェーデン海軍艦艇」 本稿の読者は既にご存知とは思いますが、このところ、大変目先の「脇道探索」にはまっています。 少しこの「脇道探索」をおさらいしておきますと、この「脇道」は「イルマリネン級」海防戦艦(フィンランド)に始まり、…

DDH「いずも級」二番艦「かが」到着!

DDH「いずも級」二番艦「かが」の到着 前回で少し予告した通り、海上自衛隊護衛艦のうち唯一、コレクションから欠けていた「いずも級」を入手しました。F -toys製のインジェクションキットです。 今回は本稿としては珍しく(?)予告通り、ご紹介します。 例に…

コレクションのミッシングリングの補填とその周辺(「初鷹級」急設網艦と護衛艦「いしかり」)

今回はこれまでコレクションでかけていたいくつかの艦艇が整備できたので、そのご紹介と、そこから少し派生した話題も。 まずは、下記の「日本海軍の機雷戦艦艇小史」で欠けていた「初鷹級」級設網艦のご紹介。 fw688i.hatenablog.com 下記の記述は再録です…

続・脇道探検:スウェーデン海軍の巡洋艦、その他・中間報告

今回は前回の流れの続きで、スウェーデン海軍の巡洋艦系譜とその他の艦艇をご紹介。 今回もサクッと。短くて読みやすい、かも。 スウェーデン海軍の巡洋艦 少しおさらい。 スウェーデンという国は、ボスニア湾(スウェーデンとフィンランドの間の湾)からカ…

新着モデルのご紹介/あるいは素晴らしき脇道探検:スウェーデン海軍の海防戦艦の系譜:中間報告

今回は、このところ少し集中してモデルを集めつつあった海防戦艦の、中間報告です。 ・・・と言うか、「コレクター」なる人種の一種の心象風景として読んでいただければ。(まあ、毎回そうなんですけどね) さて、海防戦艦のコレクション。火付け役は、昨年…

制作モデルのアップデートと、アメリカ海軍:第二次世界大戦期の巡洋艦総覧

2021年のご挨拶 あけましておめでとうございます。 それにしても、混沌とした新年になってしまいましたね。筆者はおそらく生まれて初めて実家に戻らず自宅で年越しを迎えました。ある意味、のんびりとした数日ではあったのですが、メリハリなく、長めの休日…

2020年も、ありがとうございました。+Encyclopedia of 1:1250 scale model shipのご案内

ご挨拶 2020年、お付き合いいただき、ありがとうございました。 振り返ると2018年9月から2年と3ヶ月、よく続いたものです。最初は10回程度で日本海軍の主力艦をチラチラっと並べて、くらいの気持ちで始めたのですが、手をつけるとコレクター魂に中途半端に火…

寒くなると、やっぱり「フィンランド」

仕込み期間、継続中。今回も、サクッと。 ・・・という訳でもないのですが、「訳のわからない」タイトルになりました。 今回は「フィンランド」です。と言っても、行ったことないし、多分、「行きたい、行きたい」と言いながら、きっと行かないんだろうなあ…

イタリア海軍 第二次世界大戦期の巡洋艦 その2・特設コラム付き

制作週間、まだまだ継続中。 と言うわけで、今回も少し短めに。 今回は前回の続きというわけで、イタリア海軍の第二次世界大戦中の巡洋艦の2回目。 軽巡洋艦、「コンドッティエリ型」という総称で知られる軽巡洋艦の艦級の紹介です。 「コンドッティエリ型」…

イタリア海軍 第二次世界大戦期の巡洋艦 その1

制作週間、継続中。 と言うわけで、今回も少し短めに。 前回のアドリア海に少し関連して、今回から2度にわたりイタリア海軍の第二次世界大戦期の巡洋艦のご紹介です。 イタリア海軍の巡洋艦は概ね以下の3つの系統に分かれています。 ワシントン・ロンドン体…

アドリア海編:脇役登場!イタリア空軍、飛行警備艦「オッタビアーノ・アウグスト」

今週も引き続き制作週間、と言う事で、進行中の「アドリア海」編(いつの間に「編:シリーズ化」したのかな)に登場する予定のイタリア空軍(海軍?まだ設定はまだ迷っていますが。空軍のマークつけちゃったしなあ)飛行警備艦「オッタビアーノ・アウグスト…

新着モデルのご紹介:「アドリア海」編の準備?

今回は、ちょっと手抜き、という訳ではないけれど、制作の方にも週末の時間を使いたくて、サクッと行きます。 そういう時は、お決まりの「最近の新着モデルのご紹介」です。 以前、本稿では、Shapewaysで発見したスペイン海軍の「海軍移動航空基地:Estación…

ドイツ海軍の第二次世界大戦での通商破壊戦:Uボート総覧

本稿ではこれまで通商路保護のための護衛艦艇を種々紹介してきましたが、今回は前回に引き続き、「通商路破壊」の視点から、ドイツ海軍が大量に投入した潜水艦をご紹介します。 いわゆる「Uボート」ですね。 筆者はこれまで「護衛艦艇が大好き」というお話を…

ドイツ海軍の第二次世界大戦での通商破壊戦:偽装商船

復活ドイツ海軍のZ計画 第一次世界大戦の敗戦で、ドイツはかつては世界第2位を誇った海軍を失い、さらにベルサイユ条約下の制限で、その保有海軍力に大きな制限を課されることになりました。1万トン以上の排水量の艦を建造することが禁じられ、その建造も代…

第二次世界大戦下のドイツ海軍巡洋艦(軽巡洋艦・重巡洋艦)

今回は、前回の陽光あふれるような、ちょとはしゃいだ地中海(アドリア海)から一転して、鈍色のバルト海、北海に視点を移して、どちらかというと本稿の本筋に近い艦船群のご紹介です。 とは言え、アドリア海編も着々と準備が進行中で、前回の主人公であった…

ちょっとはしゃいだ番外編:水上機母艦「デダロ」改め遊覧飛行母船「アドリア海の真珠」号

このところ、本稿前回でご紹介したスペイン海軍水上機母艦(海上移動航空基地)「デダロ」の工作に時間を使っています。その経過をご紹介。まだ途中なんで、これからまだまだ手を入れていく予定ですが。 今回はそんなお話し。 まずは「デダロ」のご紹介を改…

新着モデルのご紹介:「大淀」竣工時、と、ちょっと面白い船、入手

コレクションに欠けていた軽巡洋艦「大淀」の竣工時のモデルが到着しましたので、ご紹介します。併せて、想像力を掻き立てられるちょっと面白い船が入手できたので、それもご紹介。今回はそういうお話。 軽巡洋艦「大淀」竣工時のモデル 軽巡洋艦「大淀」は…

「フラワー級」コルベットの話

本当に申し訳なく思うのですが、今回も筆者の大好きな護衛艦(コルベット)の話です。 ちょっと取り止めのない話になりそう。作りたかった、並べたかった、という感じですので。 本稿の「映画「グレイハウンド」に登場する艦船」の回で、「フラワー級」コルベ…

自由ポーランド海軍の艦船

今回は、表題の通り「自由ポーランド海軍」です。 前回、映画「グレイハウンド」に登場した艦船を紹介しましたが、その時にはたと気づいたこと、「そう言えば、自由ポーランド海軍(ポーランド共和国亡命政権軍)の艦船って、揃ってたんじゃなかったけ」と。…

映画「グレイハウンド」に登場する艦船

映画「グレイハウンド」 「グレイハウンド」ご覧になりましたか? 私は4回ほど見ました。色々と言いたいことはありますが、4回も見たということは、間違いなく面白い映画だと思います。 映画の批評は他の詳しい皆さんにお任せするとして、私は楽しめたと申し…

新着モデルのご紹介:いよいよ日本海軍 航空母艦に着手?

今回はサクッと(何度もこの表現をしているような気もしますが)、最近の新着モデルのご紹介です。 あわせて、このブログの本題であった「主力艦」開発史に続き、これまで「巡洋艦」「駆逐艦」「各種小艦艇」と展開してきた日本海軍のミニ・シリーズを、いよ…

日本海軍 機雷戦艦艇小史(機雷敷設艦と掃海艇(再録))

本稿では、前回、最近の制作コレクション紹介の流れで、機雷敷設艦「厳島」急設網艦「白鷹」が登場しました。 本稿では何度か触れているように筆者はこうした小艦艇が大好きで、これ迄、折を見てこういった模型の収集をしてきたのですが、そもそもがマイナー…

(補遺:リトライ)「初春級」駆逐艦竣工時の制作 付録「千鳥級」水雷艇 その他諸々

本稿前回で「初春級」駆逐艦の竣工時モデルが未市販のためセミ・スクラッチでの自作への挑戦をご紹介したわけですが、前回をお読みいただいた方はご承知のように、筆者のリサーチ不足で完成したセミ・スクラッチモデルに欠陥が見つかり、「いずれは再トライ…

日本海軍:大戦期の駆逐艦(補遺)「初春級」駆逐艦 竣工時の制作/実は失敗の巻 

本稿では、前回、前々回の2回に分けて日本海軍の太平洋戦争時の駆逐艦を総覧しました。 fw688i.hatenablog.com fw688i.hatenablog.com その中で、ワシントン・ロンドン体制下で設計された「初春級」についても記述したのですが、この艦級は、日本海軍の駆逐…

日本海軍:大戦期の駆逐艦(その2)

前回に引き続き、大戦期の日本海軍の駆逐艦のお話です。 今回はその2回目。 前回では、ワシントン・ロンドン体制下での、日本海軍の駆逐艦開発の軌跡を追ってきたわけですが、「朝潮級」の開発段階で軍縮体制に見切りをつけた設計に舵を切りました。 今回は…

日本海軍:大戦期の駆逐艦(その1)

今回は大戦期の日本海軍の駆逐艦のお話です。 本稿ではこれまで「艦隊駆逐艦 第1期の決定版」として「峯風級」とその系列の最終形である「睦月級」をご紹介しました。その再録も含め、終戦までの全艦級のご紹介です。 下表は太平洋戦争に投入された日本海軍…

夏休み!工作特集:特設空母「安松丸」的な・・・

今回は、夏休みの工作特集、です。 特設空母「安松丸」 の製作 特設空母「安松丸」と聞いて、ピンと来た方、いろいろな意味で、「かなりなもん」です。 特設空母「安松丸」を知っていますか? 特設空母「安松丸」は、元々は日本陸軍が上陸支援母艦とする目的…

夏休み:新着モデルの完成:「超甲巡」!

本稿で前回紹介した「超甲巡」が完成! 今回は「超甲巡」を中心に、「本稿「大好きな小艦艇特集」の回で、未入手だったモデルがいつか届いたので、そちらも地味に紹介します。 fw688i.hatenablog.com 「超甲巡」(超甲型巡洋艦) (直上の写真は、「超甲巡」…