近況から入って恐縮ですが、ご多分に漏れず、筆者もリモートワークを4月以来続けています。4月・5月は100%、6月後半からは週一回ペースでオフィスに出社する日々です。
自宅からオフィスまでの通勤時間は1時間強、というところですが、改めて通勤時間というのがどれほど大きなウエイトを占めていたのか、考えさせられる毎日です。
一方で、やはり時間のコントロールの難しさも改めて知る日々です。
移動なく仕事ができる反面、週末でもちょっと仕事、という機会が増え、私のように、ある程度自分で仕事の差配ができる立場であれば、それなりに納得づくで進んでやっていることなのですが、若い人達にどのような影響が出ているのかな、など、気になっています。
仕事ってこんなもんか、が、周囲の実情や、働き方のヴァリエーションを一切感じる機会がなく仕事を始められた今年の新卒入社の方達が、いったい仕事をどのように感じているのか、実に気になります。
なんかこのままだと、こんな話で終わってしまいそうなので、気持ちを切り替えて「艦船模型」の話です。
今週末は自宅から仕事をしていたので、サクッと新着模型の紹介を。
結構、大物が。
まずは下の写真。
本稿では、ご承知の方もいらっしゃるかと思いますが、「信濃」は「大和級」戦艦の3番艦として登場していますので、これまで入手には触手を伸ばさずにいたのですが、ついに入手しました。ご紹介は、また改めて、とは思いますが。一応ご紹介しておきます。
Trident社製の模型で、やはりなんと言っても幅広の飛行甲板が目立ちます。一方で、その長さはさほどでもない。まあ、これは母体となった「大和級」戦艦が極力コンパクトを目指してデザインされたわけですので、持って産まれた「宿命」と言えば言えるのかも。
完成時には日本海軍の母艦航空隊が壊滅していましたので、おそらく航空母艦として実戦に臨む機会はなかったのでしょうが、どんなふうに戦ったんだろうなあ、と想像の羽が膨らみます。
そして、もうひとつが、「超甲巡」
下のモデルは本稿読者なら既にお馴染みの3D Printingモデル。Shapewaysから調達したTiny Thingamajigs製のモデルです。今週、到着したのですが、既に下地処理をした後、船体色だけ一次塗装してあります。
マル五計画で建造が計画されたいわゆる「If艦」です。一応、設計スケッチは残っているようなので「未成艦」と言っても良いのかもしれませんが。3万トン級の船体に30センチクラスの主砲を3連装砲塔で3基搭載し、対空砲は長10センチ高角砲を連装砲塔で8基という強力な火力を誇っています。33ノットの速力を発揮する予定だった、ということだから、空母機動部隊の直営としても活躍できたでしょうね。
「甲型巡洋艦=重巡洋艦」を超える設計の巡洋艦だから「超甲巡」の通り名がつけられたとか。
ドイツ海軍の「シャルンホルスト級」、フランス海軍の「ダンケルク級」さらに米海軍の「アラスカ級」などと比較してみるのも一興ですね。
そう言えば、「シャルンホルスト級」巡洋戦艦を日本海軍が入手して、というような横山信義さんの仮想戦記がありましたね。
www.amazon.co.jpこの艦級の軍艦は、実用性が高そうで、いろんなストーリーが考えられそうです。
こちらは完成したら、改めてご紹介します。
ということで、今回はこの辺りでお茶を濁します。ご容赦を。
実は、今週は、この他にも結構いろんな模型が届いています。例えば、日本海軍の護衛空母「大鷹級」が一隻と、同じく護衛空母「海鷹」が到着。これで日本海軍の護衛空母は勢揃い、とか。
それらはまた機会を見てご紹介します。
もし、「こんな企画できるか?」のようなアイディアがあれば、是非、お知らせください。
模型に関するご質問等は、いつでも大歓迎です。
特に「if艦」のアイディアなど、大歓迎です。作れるかどうかは保証しませんが。併せて「if艦」については、皆さんのストーリー案などお聞かせいただくと、もしかすると関連する艦船模型なども交えてご紹介できるかも。
もちろん本稿でとりあげた艦船模型以外のことでも、大歓迎です。
お気軽にお問い合わせ、修正情報、追加情報などお知らせください。
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