相州の、ほぼ週刊、1:1250 Scale 艦船模型ブログ

1:1250スケールの艦船模型コレクションをご紹介。実在艦から未成艦、架空艦まで、系統的な紹介を目指します。

ロイアル・ネイヴィー:V/W級駆逐艦のヴァリエーションと「タウン級(初代)」軽巡洋艦の新着モデル

英海軍の「2国標準主義」と旧式艦船の改装=ヴァリエーションの話

本稿では、前回・前々回とイギリス海軍巡洋艦史に触れるうちに、「第一次世界大戦巡洋艦第二次世界大戦での再利用」のような話材に触れる機会がありました。

具体的には、第一次世界大戦に参加した巡洋艦おうちでは艦齢の比較的若い「C級軽巡洋艦」のサブ・クラスのうち、さらに後期の「カレドン級」「シアリーズ級」「カーライル級」、それに続く「D級」「E級」などが防空巡洋艦に改装され、あるいは対空兵装を強化するなどして、主として通商路の護衛艦艇として活躍したわけです。

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近代海軍の本家であり、「2国標準主義=常に2カ国の海軍に対応できる戦力を整備する方針」のもとに多種の艦船を大量に整備したイギリス海軍ならではの状況ではあるのですが、いずれにせよ、ここには筆者の大好きな「ヴァリエーション=枝分かれ」的な要素が濃厚にあるわけで、筆者はいたく刺激を受けたわけです。同様のことが他にはないだろうか、と探してみると「やはりありました」。

しかも、知らず知らずのうちに、モデルまである程度揃っているじゃないか、という、今回はそういうお話です。

 

最後の第一次世界大戦駆逐艦

V/W級駆逐艦(初代)(同型艦:準同型艦67隻)

ja.wikipedia.org

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 (「V/W級」駆逐艦の概観:写真は「アドミラルティV級」だと思われます:75mm in 1:1250 by Navis)

「V/W級」駆逐艦は、英海軍が第一次世界大戦中に建造した駆逐艦の艦級で、艦名がWまたはVで始まっているところから「V/W級」と総称されています。

同級はドイツ帝国海軍が建造中の大型駆逐艦・大型水雷艇への対抗上から、大型・重武装駆逐艦として設計されました。従来の英駆逐艦の基本装備であった40口径4インチ(10.2cm)砲3門を強化し45口径4インチ(10.2cm)4門とし、さらに連装魚雷発射管2基の標準装備を3連装発射管2基搭載へと、魚雷射線の強化も行われました。(実際には3連装発射管の製造が間に合わず、当初は連装発射管を搭載し就役し、後に三連装に換装されています)

「V/W級」と総称されますが実は大別して下記の5つのサブ・クラス(おお大好きなサブ・クラス!)に分類されます。

アドミラルティV級(28隻:大戦に間に合ったのは25隻)

アドミラルティW級(19隻)

ソーニクロフトV/W級(4隻)

ソーニクロフト改W級(2隻)

アドミラルティ改W級(14隻)

少し補足しておくと、「アドミラルティ」は海軍本部(アドミラルティ)の基本設計によるものを指し示し、「ソーニクロフト」はソーニクロフト社の設計によるものであることを示しています。

さらに「改W級」では搭載主砲を45口径4インチ(10.2cm)から45口径12センチに強化しています。

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(直上の写真は「V級」の主要武装等の拡大:艦首部・艦尾部に背負い式に主砲(45口径4インチ単装砲)を配置し、3連装魚雷発射管を2基、艦の中央部に搭載しています。艦のほぼ中央部に3インチ対空砲を搭載しています(写真中段))

武装の強化に伴い艦型は大型化(1100トン級)しましたが、機関の見直しは行われなかったため、速力は前級の36ノットから34ノットに低下しています。しかしソーニクロフト社製の「改W級」では機関の強化も併せて行われ36ノットの速力を発揮しています。

就役は1918年からで、この年の11月に第一次世界大戦終結したことから、奇しくも第一次世界大戦型の駆逐艦の最終形となりました。

 

大戦終結後、英海軍は疲弊した国力と、大戦期中に膨大に膨れ上がった大量の艦船の整理に追われるわけですが、最も艦齢の若い同級は多くが残置され、第二次世界大戦でも活用されました。

 

機雷敷設駆逐艦への改造

V級」の一部の艦は、魚雷発射管の連装から3連装への換装を行う代わりに、連装発射管1基を撤去し、さらに主砲1基も撤去、艦尾形状を整形すると共に機雷敷設軌条を設置して、60基程度の機雷敷設能力を持つ敷設駆逐艦に改造されています。

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 (「V級駆逐艦のヴァリエーション機雷敷設駆逐艦の概観 by Navis:下の写真は、「機雷敷設駆逐艦」に改装された艦の細部の拡大:艦首部の主砲配置は変わらず、魚雷発射管は連装のまま1基のみ搭載、艦尾部は主砲1基を撤去して艦尾形状を機雷敷設軌条等の張り出しを追加しています )

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第二次世界大戦時:護衛駆逐艦」への改造

第一次世界大戦駆逐艦としては最も艦齢が若かった「V/W級」は、一部(4隻?)がオーストラリア海軍に供与された他、本稿でも「巡洋艦」の回に見て来たように航空機や潜水艦の脅威の増大を見越して、通商路保護の役割を担う「護衛駆逐艦」への改装に充当されます。

 

WAIR改修艦(14隻・15隻?)

本稿前回・前々回で見たように、航空機の脅威に備えて英海軍は「C級」巡洋艦の数隻を防空艦へと改装しました。WAIR改修は、それと同趣旨で「V/W級」駆逐艦に長射程の対空砲を搭載し、併せて対潜兵装も強化して船団護衛の要として活用しようとする狙いでした。

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 (「V/W級」WAIR改修型駆逐艦の概観 by Argonaut:下の写真は、WAIR改修型の主要武装の拡大:艦首・艦尾に4インチ連装高角砲(QF 4 inch Mk XVI gun)を各1基搭載。魚雷発射管は全て撤去され、対空火器が強化されています。艦尾部には爆雷投射機と投射軌条が搭載され、対潜能力が強化されています)

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改修対象となった艦は全ての主砲・魚雷発射管を撤去し、代わりに4インチ連装高角砲(QF 4 inch Mk XVI gun)2基を搭載、他にも対空機関砲を増設した上で、対潜装備として爆雷投射機、投射軌条を搭載する他、後にはレーダーやソナーなどを装備しています。en.wikipedia.org

主要兵装となった4インチ連装対空砲は、「C級」巡洋艦を改装した防空巡洋艦などにも搭載されていた対空砲で、80度の仰角で11800m、45度の仰角で18000mの範囲をカバすることができました。

***さて、ちょっとこぼれ話。名称の「WAIR」が何に基づくものか、今でははっきりしないようです。「W級」の「対空化(ant-AIRcraft)」ではないか、という説も。

 

 長距離護衛駆逐艦への改装(21隻)

「V/W級」に限らず、「艦隊駆逐艦」は高速をその特徴の一つとするため、実はあまり長い航続距離を持たせる設計にはなっていません。しかし、通商路の保護には経済性を持つ商船で構成される低速の船団の航行に合わせた長い航続距離が必要で、「V/W級」の一部はこれに適応するような改装を受けています。

具体的には機関の一部を撤去し、そのスペースに燃料タンクと居住区画を増設し長い航続距離の獲得と、乗員の居住性を向上させました。当然、速力は落ちましたが、対潜警戒用のソナーの運用等を考慮するとかえって20ノット以上では支障が生じるなどの要件もあり、この目的では25ノット程度の速力があれば十分だったということです。

兵装は主砲を2基減らせて、ヘッジホッグや爆雷投射機・投射軌条を搭載し対潜兵装を充実させ、さらに対空砲・対空機銃等を強化しています。

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(「V/W級」改造長距離護衛駆逐艦の概観 by メーカーは不明:下の写真は、長距離護衛駆逐艦型の主要武装の拡大:艦首1番主砲が撤去されヘッジホッグに換装されています(上段写真)。主砲は45口径4.7インチ(12cm)単装砲を、艦首・艦尾に1基づつ搭載しています。機関搭載数を減らしたため煙突が一本に。魚雷発射管は全て撤去され、4インチ単装高角砲が搭載されています(中段写真)。艦尾部には爆雷投射機と投射軌条が搭載され、対潜能力が強化されています)

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ちょっと余談

以前ご紹介したことのあるニコラス・モンサラットの小説「非常の海:The Cruel Sea」にも、「V/W級」が出て来ます。

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(「非常の海」ちょっと古い本です。古書は今のところそれほど高価ではなく手に入るのですが、本の状態もちょっと不安なので文庫を出してほしいなあ。特に最近、WFHで出勤時にはPC を持ち歩きます。手荷物が重いので、是非、文庫が欲しい! (「光人」文庫あたりにあってもいいかと、お願いしてみてはいるのですが・・・)でも、いい本ですよ。船団護衛とか興味のある方にとっては、ね)

 

この小説、主人公が乗艦しているのは「フラワー級コルベット「コンパス・ローズ」なのですが、「コンパス・ローズ」が属している船団護衛部隊の指揮艦が「旧式のV/W級駆逐艦:ヴァイパラス:Viperous」と表記されています。

「ヴァイパラス」は架空の船ですので、流石に「V/W級」駆逐艦のどのタイプかまでは記述がないのですが、船団護衛部隊はこんな感じかと。

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(左から「V級長距離護衛駆逐艦」、「フラワー級コルベット」(前期型)、「フラワー級コルベット」(改良型)、「対潜型トローラー」の順。船団の規模にもよるでしょうが、ちょっと、重装備すぎるかな。下の編成の方が現実的かもしれません)

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このほかにも、アリステア・マクリーンの「女王陛下のユリシーズ号」にも「V/W級」は登場するようです(ちょっと記憶がないです。「V/W級」が登場するかどうか、というよりも物語そのものの記憶が・・・。読み返してみよう。この小説は、そもそも「ダイドー級」と「ベローナ級」の中間の架空の艦級の防空巡洋艦が舞台でしたよね。大好きな「架空艦」である訳です。作ってみたくなるかも。さらに「シアリーズ級」軽巡洋艦も出てきた記憶があります。読んだ当時には「シアリーズ級」についての認識は旧式の巡洋艦、という程度だったので、今読み返すと、もっと興味深いんだろうなあ、と期待が膨らみます。ああ、話がうんと「V/W級」から外れてしまった)

さらに未邦訳のダグラス・リーマンの「The Destroyer」という小説では「V/W級」で構成される駆逐艦部隊(8隻全部?)が主役(物語の舞台?)のようなのですが、もちろんこれは読んだことがありません。

 

これぞコレクションの醍醐味というカット

(下の写真は「V/W級」駆逐艦のヴァリエーションの贅揃い。手前から第一次世界大戦期の「V級駆逐艦のオリジナル。第一次世界大戦期の「V級」機雷敷設駆逐艦への改造。第二次政界大戦期のWAIR改修護衛駆逐艦への改装。第二次世界大戦期の長距離護衛駆逐艦の順)

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ここからは第一次世界大戦期の軽巡洋艦の新着モデルのご紹介

もう一つ、本稿前々回でご紹介した「タウン級(初代)」のサブ・クラスのモデルが未入手だったのですが、ようやく手元に揃いましたので、それをご紹介します。

 

以下は、本稿前々回の抄録。前々回の本文も更新しておきます。

 「タウン級」防護・軽巡洋艦(過渡期的な・・・)

ja.wikipedia.org

タウン級(初代)」巡洋艦には以下の5つのサブ・クラスがあります。

ブリストル級」防護巡洋艦

「ウェイマス級」防護巡洋艦

「チャタム級」軽巡洋艦

バーミンガム級」軽巡洋艦

「バーケンヘッド級軽巡洋艦

全ての艦名が、イギリス(あるいは英連邦諸国)の都市の名前に由来するところから「タウン級」と総称されています。

そのうち最初の二つは舷側装甲を石炭庫による空間装甲とする設計で防護巡洋艦に分類されています。

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(「タウン級」サブ・クラスの勢揃い。手前から「ブリスター級」防護巡洋艦、「ウェイマス級」防護巡洋艦、「チャタム級」軽巡洋艦、「バーミンガム級」軽巡洋艦、「バーゲンヘッド級軽巡洋艦の順) 

 

ブリストル級」防護巡洋艦同型艦:5隻)

ja.wikipedia.org

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 (「ブリストル級」防護巡洋艦の概観:109mm in 1:1250 by Navis)

本級は外洋作戦用の巡洋艦として設計された艦級で、外洋の悪天候化でも行動ができるように4800トンの比較的大きな船体を持ち、良好な航洋性を発揮しました。

しかし、舷側には装甲帯を持たず、防御は舷側の石炭庫と船内の防護甲板による、という未だに防護巡洋艦の設計でした。

艦隊随伴護衛艦としては高い評価を得ましたが、通商路保護の観点からは25ノットの速力は十分とは言えませんでした。6インチ単装砲2基と4インチ単装砲10基を搭載していました。

 

「ウェイマス級」防護巡洋艦同型艦:4隻)

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 (直上の写真:「ウェイマス級」防護巡洋艦の概観:110mm in 1:1250 by Navis)

同級は「ブリストル級」では6インチ砲と4インチ砲の混載であった主砲を、6インチ単装砲に統一し、砲力の強化を図っています。(6インチ単装砲8基搭載)併せて、航洋性改善のために船首楼を延長するなど、船体構造を見直し、排水量が5250トンに拡大しています。

水線部の装甲帯はまだなく、防護巡洋艦の形態であったと言えるでしょう。 

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(直上の写真は、「ブリストル級」(左列)と「ウェイマス級」の細部比較:「ウェイマス級」では主砲を6インチ砲に統一し砲力を強化しています。中段の写真では航洋性改善のために延長された船首楼の形状がよくわかります)

 

「チャタム級」軽巡洋艦同型艦:6隻)

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(直上の写真:「チャタム級」軽巡洋艦の概観:112mm in 1:1250 by Navis)

本級は初めて水線部に装甲帯を装着し、前2級の「防護巡洋艦」の設計から「軽装甲巡洋艦」に基本設計を変更した艦級です。本級によって「軽巡洋艦=軽装甲巡洋艦」の設計が確立されたと言っていいでしょう。船体は前級よりさらに大型化し、船首楼のさらなる延長などにより、航洋性がさらに改善されています。艦種形状をクリッパー型に改めていますが、速力は25.5ノットに留まっています。(5400トン、6インチ単装砲8基搭載)

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(直上の写真は、「ウェイマス級」(左列)と「チャタム級」の細部比較:「チャタム級」では艦首形状をクリッパー型の改め、船首楼を艦中央部まで延長し、さらに航洋性を高めています)

 

 

 バーミンガム級」軽巡洋艦同型艦:4隻)

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(直上の写真:「バーミンガム級」軽巡洋艦の概観:112mm in 1:1250 by Navis)

本級は、6インチ単装砲を更に1基増設し、9基と砲力を強化しています。しかし、一方で他艦種で改善著しい高速化への対応に遅れを取った結果となり、「タウン級巡洋艦は本級を最後のサブ・クラスとして、建造が打ち切られました。(5440トン、6インチ単装砲9基搭載)

 
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(直上の写真は、「チャタム級」(左列)と「バーミンガム級」の細部比較:艦首部に単装主砲を2基装備しています(上段写真)。その他には大きな差異はなく、「チャタム級」後期型、とでもいうべき艦級です。写真では前檣方位版を搭載した姿を現しています)

 

「バーケンヘッド級軽巡洋艦同型艦:2隻) 

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(直上の写真:「バーゲンヘッド級軽巡洋艦の概観:112mm in 1:1250 by Navis)

本級はギリシア海軍が英国に発注していたものを、第一次世界大戦の勃発に伴い接収し自国艦隊に編入した艦級です。「タウン級」の他のサブ・クラスが6インチ砲装備であったのに対し、一回り小さな14センチ単装砲塔10基を搭載しています。14センチ砲は弾体重量が6インチ砲に比べ20%ほど軽く、扱いが容易で高い射撃速度を発揮することができました。一方で、当然のことながら単体あたりの破壊力が劣り、英海軍では本級のみの装備となりました(5185トン、25.5ノット)

余談ですが、14センチ砲は、日本海軍では、日本人の体格を考慮し、「伊勢級」「長門級」戦艦の副砲、軽巡洋艦主砲などに、広く採用されました。

 

(直上の写真は、「バーミンガム級」(左列)と「バーゲンヘッド級」の細部比較:今回の比較は「艦級」間の比較、というよりも、模型的な視点で見た「再現度の差異」が気になります。以前にも少し愚痴をこぼしましたが、これはコレクションをしていて、いつも頭の痛い問題なのです。まあ、当たり前のことと言ってしまえばそれまでですが、この両者はいずれもNavis社製のモデルなのですが、制作年次が違うのです。当然のことながら模型メーカーは品質改善のために新たなヴァージョンを発売し、ヴァージョン違いで精度に大きな差異が発生するわけです。コレクター的には「キリがない」ということになってしまいます。「思い切り」しか解決法はない、とはわかっているのですが、やはりここまで大きな再現性の進化を見てしまうと・・・。困ったなあ)

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タウン級」の勢揃い

(「タウン級」サブ・クラスの勢揃い。手前から「ブリスター級」防護巡洋艦、「ウェイマス級」防護巡洋艦、「チャタム級」軽巡洋艦、「バーミンガム級」軽巡洋艦、「バーゲンヘッド級軽巡洋艦の順) 

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タウン級」防護・軽巡洋艦のまとめをしておくと、「ブリストル級」防護巡洋艦:5隻が就役し戦没艦はなし、「ウェイマス級」防護巡洋艦:4隻が就役し戦没艦1隻、「チャタム級」軽巡洋艦:就役6隻、戦没艦なし、「バーミンガム級」軽巡洋艦:4隻就役、1隻戦没、「バーケンヘッド級軽巡洋艦:2隻就役、戦没艦なし、という戦歴でした。やはり高速化へ対応の遅れからでしょうか、ほとんどの艦が第一次世界大戦直後の1920年代に退役しています。

 

ということで、取り敢えず今回はここまで。

 

次回は、いよいよ「日本海軍の航空母艦小史」に着手しましょうか?あるいは・・・。

もし、「こんな企画できるか?」のようなアイディアがあれば、是非、お知らせください。

 

模型に関するご質問等は、いつでも大歓迎です。

特に「if艦」のアイディアなど、大歓迎です。作れるかどうかは保証しませんが。併せて「if艦」については、皆さんのストーリー案などお聞かせいただくと、もしかすると関連する艦船模型なども交えてご紹介できるかも。

もちろん本稿でとりあげた艦船模型以外のことでも、大歓迎です。

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