新年、明けましておめでとうございます。色々と波乱のありそうな2025年の初回投稿です。
今回は予告通り、前回の流れの続きで、スウェーデン海軍の巡洋艦開発の系譜をご紹介します。
昨年末にお知らせしていた、筆者の目下の関心事、ドイツ帝国期(第一次世界大戦期以前)の小型巡洋艦・軽巡洋艦のコレクションのNavis Nシリーズへのアップデートは、ほぼ予定通りにうまくいったので、手元にモデルが到着したらまたご紹介します。
それまではスウェーデン海軍の艦艇群のご紹介を再編集版で。今回は巡洋艦、次回は駆逐艦(これはマニアックですよ)を、と予定しています。
こんな感じで、やや地味なスタートではありますが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
スウェーデンという国は、ボスニア湾(スウェーデンとフィンランドの間の湾)からカテガット海峡(スカンジナビア半島とデンマーク間の海峡)に及ぶ長い海岸線をバルト海に有しています。その海岸線のほぼ中央に首都ストックホルムが位置しています。
これらの長い海岸線を防備することがスウェーデン海軍の主要な任務で、そうした観点に立つと、前回投稿でご紹介した抑止力としての存在感のある海防戦艦に比べて、航洋性の高い巡洋艦のニーズはそれほど高いとは言えないかもしれません。
そのせいか、スウェーデン海軍が近代海軍の設立以来保有した巡洋艦は6艦級に過ぎず、そのうち一つは沿岸防備に特化した水雷砲艦(5隻)、さらに2艦級(2隻)は機雷戦に特化した敷設巡洋艦(しかもそのうち一つは商船からの転用、いわゆる特設艦船)ですので、いわゆる航洋性の高い「巡洋艦」は3艦級4隻にすぎません。
スウェーデン自体が永世中立を唱え、第一次世界大戦・第二次世界大戦への参戦を回避したため、両大戦での緊張感は経験しつつも戦没艦はなく、いずれも長い期間海軍に在籍していました。
(Örnen級水雷巡洋艦の概観:53mm in 1:1250 by Oceanic)
Örnen級水雷巡洋艦(水雷砲艦)は、800トンの船体を持ち20ノットの速力を持つ小さな巡洋艦です。形態と装備から見て、水雷砲艦という呼称の方がしっくりくるかもしれません。
水雷砲艦という艦種は、砲戦では沈めにくい各国の装甲艦を装甲のない水中から攻撃する目的で開発された水雷艇と、その主要兵器である魚雷の射程の延伸と性能の安定と共に脅威を増しつつあった水雷艇の襲撃から主要艦艇を守ることを目的で開発された艦種でした。
一般的にはある種の模索期の艦種と言っていいと思います。この模索の末に各国海軍は結局は水雷艇排除には同様の機動性を持った大型の水雷艇が最も適性が高いという結論に至り水雷艇駆逐艦(=駆逐艦)を建造するに至りました。実際にはこの水雷艇駆逐艦が汎用性の高い艦種であることもあり、やがて各国海運の主要艦艇として量産されてゆきます。その反動で、模索期に登場した水雷砲艦などの試行錯誤案は姿を消してゆくのですが、スウェーデン海軍では本級を旗艦として、水雷艇を中心とした沿岸警備用の水雷戦隊が構成されました。
(Örnen級水雷巡洋艦の率いる水雷艇部隊:水雷艇は5号型:Class N°5 (1906):かな?)
同級はその小さな船体に毎分8−10発という早い発射速度をもった4.7インチ単装速射砲を2基搭載し、対水雷艇用の兵装としてさらに速射性の高い(毎分35発)57mm砲4基を装備していました。加えて対艦兵装として、38cm口径の水中魚雷発射管を艦首に1基装備していました。
同型艦5隻のうちClaes Ugglaは1917年に座礁して失われ、Claes Hornは中立哨戒中に損傷し1923年に退役し、24年に解体されました。
Psilanderは1927年から37年の間、練習船として使用され、その後標的艦となり1939年に新型魚雷の標的として沈没しました。
Jacob Baggeは1927年に水上機母艦に改造を受け、魚雷発射管を撤去し艦尾の主砲を水上機の搭載施設に換装しています(この辺り、いつもながら作ってみたくなります。どこかに資料などがあればなあ。もしご存知の方、是非ご一報を)。
1939年にはÖrnenとJacob Baggeは機雷を12発搭載できる敷設艦に改造されました。さらに1940年ごろ、Örnenは大規模な改修を受け、対空兵装の強化が行われました。1941年には両艦は練習艦となり、1947年にそろって退役、その後標的艦としてÖrnenは1950年に標的として沈められ、Jacob Baggeは1951年に解体されました。
就役時(1907年)
(装甲巡洋艦「フィルギア 」の竣工時の概観: 91mm in 1:1250 by Brown Water Navy Miniature)
同艦はスウェーデン海軍が初めて建造した本格的な巡洋艦です。装甲を持ついわゆる装甲巡洋艦で、水雷戦隊の火力支援を行う艦種として設計されました。装甲巡洋艦としては小ぶりの4300トン級の船体に6インチ連装速射砲4基を搭載していました。就役時には21.5ノットの速力を発揮することが出来ました。
列強の装甲巡洋艦が軒並み8000トン、10000トン級であったことを考慮すると、小ぶりな装甲巡洋艦です。が、バルト海での運用を考慮すると、このサイズがベストと言えるかもしれません。主砲を全て連装砲塔とするなど、意欲的な設計と言ってもいいと感じています。
改装時(1939−41年)
(装甲巡洋艦「フィルギア」の近代化改装後、第二次世界大戦期の姿:93mm in 1:1250 by Brown Water Navy miniarure:)
1940年前後に、艦首形状の修正や対空兵装の増強など、近代化改装が行われ、機関は 重油専焼に換装されボイラー数が減っています。速力は26ノット、外見的には3本煙突から2本煙突となりました。近代化改装後も、ドイツやソ連の巡洋艦に対抗するには既に旧式ではありましたが、優美な艦容から“White Swan of Sweden”の呼称で親しまれました。1953年に退役するまで、練習艦として使用され続けました。
二形態比較
(艦首形状がクリッパー型に変更されている他、艦橋の形状、煙突の数、位置も変更されています)
機雷敷設巡洋艦「クロース・フレミング(Clas Fleming)」(1912年就役:同型艦なし)
日露戦争での機雷戦での目覚ましい戦果に触発され、スウェーデン海軍は高速敷設艦の建造を計画しました。スウェーデン海軍の例に漏れず長い艦歴を持っています。就役は1912年、第一次世界大戦中には中立哨戒等の任務につき、1918年ごろに一次改装が施されました。その後長く予備艦籍にありましたが、第二次世界大戦中には中立維持のための防御的な機雷現敷設等の任務にもついています。1939年から1940年にかけて機関を蒸気タービンに加えディーゼルタービンを追加する大改装が行われました。しかしこの機関は信頼性に課題があり、その後、ドック入りを繰り返しつつ、1945年に予備艦籍に移され、1959年に除籍、1960年に標的として沈められました。
第一形態:竣工時(1912年)
本艦は1912年に就役。1550トンの船体に8基のボイラーを搭載し20ノットの速力を出すことができました。200基の機雷を搭載敷設する能力を持っていましたが、就役当時は艦尾の機雷敷設作業甲板は上甲板より一段低い位置に露出されていました。主砲として4.7インチ(120mm)単装砲を4基、艦首部・艦尾部にそれぞれ2基づつ、背負い式で配置されていました。
(機雷敷設巡洋艦「クロース・フレミング 」の竣工時の概観: 63mm in 1:1250 by Brown Water Navy Miniature
直下の写真は同艦竣工時の特徴のクローズアップ:特徴的な艦首部・艦尾部の背負い式に配置された主砲と一段低い機雷作業甲板(下段)。特に艦尾の露出された作業甲板は、荒天時には波を被り作業に課題があったようです)
第二形態:一次改装(1918−19年)
艦尾の機雷敷設作業甲板は位置が低く、さらに前述のように露出されていたため、荒天時の運用に課題があり、1918年頃に艦尾上甲板を延長し、機雷作業甲板はその中に収納されました。この際に4基の主砲配置が変更され、艦首・艦尾にそれぞれ1基、舷側やや後方両舷にそれぞれ1基づつ、という配置に変更されています。
(敷設巡洋艦「クロース・フレミング」一次改装時の概観:66mm in 1:1250 by Argonaut: 右下カットには機雷敷設用の二つの投下軌条口がよくわかります。就役時背負い式に艦首・艦尾に配置されていた主砲は、艦首・艦尾、両舷側に配置変更されました)
第三形態:第二次世界大戦前の大改装(1939年)
1939年に同艦は、機関を従来の蒸気タービンに加え、珍しいディーゼルタービンを追加搭載し、このために艦の長さを6メートル延長する大改装を受けています。煙突の数も2本から3本に増え、鑑容が一変しています。
(敷設巡洋艦「クロース・フレミング」近代化改装後の概観:69mm in 1:1250 by Rhenania: 右下カットには機雷敷設用の二つの投下軌条口。これは残ったんですね。改装後の機雷搭載数は200基に。中立を明示する白線が目立ちます)
(航空巡洋艦「ゴトランド」の概観:109mm in 1:1250 by Rhenania: 実に端正に作り込まれたモデルです。Rhenaniaのオーナには筆者のコレクションが3D printingモデルを多用していることにお叱りをいただいたことがあります。日本で1:1250スケールをもっと普及させるには、上質のモデルをもっと紹介してくれなくては、というわけです。その主張を十分に裏付ける制度を持ったモデルです)
スウェーデン海軍は1929年代から艦載機による防空を目的とした巡洋艦の建造を計画しました。本稿の前回でご紹介した海防戦艦「ドリスへティン」が水上機母艦に改造されたのも、この構想の一環です。
この水上艦艇に航空索敵能力を持たせる構想は「4500トン級の水上機母艦案」や「5500トンの航空巡洋艦案」等の検討を経て、本艦は世界初の航空巡洋艦として建造され、4700トンの船体に、6インチ連装砲塔2基、同単装砲2基(ケースメート形式)計6門の主砲を有し、重油専焼缶とタービンの組み合わせで速力27.5ノットを発揮しました。航空艤装としては艦尾部に広い飛行整備甲板を持ち、搭載機6機を定数とし、最大12機まで搭載できる設計でした。(甲板係止:10機・ハンガー収容:2機)搭載機は飛行整備甲板と艦上部構造の間に据えられた回転式のカタパルトから射出される構造でした。
三連装魚雷発射管を両舷に装備し、機雷敷設能力も兼ね備えていました。
(下の写真では、「ゴトランド」の特徴である艦首部の連装砲塔、中央部の上甲板下の魚雷発射管、艦尾部の航空甲板を拡大:航空甲板下に機雷敷設用の軌条が見えています)
巡洋艦という目で見ると、やや速力が物足りないと思われるかもしれませんが、バルト海という主要な行動領域と設計が大戦間の航空機の発達途上の時期であることを考えると、当時としては十分な機動性を持っていたといえるかもしれません。
(「ドリスへティン」の水上機母艦への改装後の概観:72mm in 1:1250 by C.O.B. Construvts and Miniature in Shapewaysからのセミ・スクラッチ)
ドイツ戦艦「ビスマルク」の出撃を通報
スウェーデンは永く中立を保ったため、大半の艦艇には目立った戦歴がないのですが、同艦はドイツ戦艦「ビスマルク」の最初で最後の戦闘行動である「ライン演習」への出撃に遭遇し、カテガット海峡通過に随伴する形で行動したことでも有名です。結果的にその接触の通報は海軍司令部を経てイギリスに伝達されました。
(上の写真:ライン演習作戦に参加した「ビスマルク」と「プリンツ・オイゲン」:本来、このライン演習作戦はドイツ本国から「ビスマルク」「プリンツ・オイゲン」が、占領下にあったフランスのブレストから「シャルンホルスト」「グナイゼナウ」が出撃する、と言う強力な水上兵力を集中する作戦となる予定でしたが、「シャルンホルスト」は機関の故障、「グナイゼナウ」は英軍機の空襲での損傷で作戦に参加できませんでした。この結果、ドイツ本国から出撃した「ビスマルク」戦隊を英本国艦隊のほぼ全兵力が追跡する形となり、デンマーク海峡での英巡洋戦艦「フッド」との砲撃戦と「フッド」の轟沈、新戦艦「プリンス・オブ・ウエールズ」の撃破、その後の「ビスマルク」への集中攻撃による撃沈、と「ビスマルク」に実態以上の「伝説」を産むこととなりました)
(「ライン演習」参加時のドイツ戦艦「ビスマルク」随伴重巡洋艦「プリンツ・オイゲン」と「ゴトランド」の大きさ比較。カテガット海峡を哨戒中の「ゴトランド」の通報から、「ビスマルク」部隊の出撃の情報がもたらされました。参考までに「ビスマルク」:202mm in 1:1250 by Neptun、「プリンツ・オイゲン」:170mm in 1:1250 by Neptun、「ゴトランド」:109mm in 1:1250 by Rhenania)
その後、艦載機種更新にあたって、後継予定機種が機体重量の関係で現有のカタパルトでは射出できないことが判明すると、同艦は航空艤装を廃止し、艦尾部の飛行整備甲板に対空兵装を増強するなどして防空巡洋艦に変更されました。
1956年まで現役に留まり、1963年に解体されました。
余談:「ゴトランド」モデル比較(Rhenania vs Amature Wargame Figures)
Rhenaniaのオーナーの主張を裏付ける証左となりそうな比較を勇気をもって行います。
(上の写真はRhenenia製の「ゴトランド」、下の写真は3D Printing Model Amature Wargame Figures製の「ゴトランド」)
流石にRheneniaのモデルのディテイルの繊細さが目立ちます。さらに下では細部の比較も。
(「ゴトランド」の細部:上がRhenania製、下がAmature Wargame Figures製)
艦首部の連装主砲(各上段)、艦中央部の対空砲群(各中段)、艦尾部の連装砲塔と回転式のカタパルト、飛行整備甲板(各下段):Amature Wargame Figures製の方は、出力されたモデルそのままではなく、主砲塔、対空砲等は筆者の手持ちのストックパーツからどれらしいものを転用してディテイルアップを試みてはいます。いずれにせよ差は歴然かと。
課題は価格差
いずれの視点でも、今回の比較ではRhenaniaの優位は明らかなのですが、価格差をどう考えるか、これは結構大きな問題です、特に筆者のようにコレクションを目的とした場合には。ちなみに今回入手したRhenaniaモデルは62€、一方、Amature Wargame Figuresモデルは3D Printing Modelとしては標準よりも少し安めの15€です(いずれも送料別)。「ゴトランド」は同型艦のない船の場合にはいいのでしょうが、ある程度数を揃えたい(1:1250という小スケールの場合にはこう言った欲求も湧き上がってくることは間違いありません)場合には、この差は掛け算になって効いてきます。
3D Printing Modelとしては今回ご紹介したものは標準的な品質であると言っていいと思います。しかし製作者によってはいわゆるメタルのモデルにも負けないディテイルを再現している場合もあるので(その場合、費用もそれなりに)、個別ケースでの比較にはなってきます。
まあ、結論としては、いろんな選択肢があるのは、「選ぶ」という過程も楽しめるので、さらに「いいですね」としておきましょう(結構、本音です)。
機雷敷設巡洋艦「アルヴァスベン」(Alvsnabben:1943)
(特設機雷敷設巡洋艦「アルヴァスベン 」の概観:84mm in 1:1250 by Oceanic?)
本艦は元々は貨物船として建造された船を1943年にスウェーデン海軍が徴用し機雷敷設艦として使用したものです。本稿では何度か触れてきていることですが、ご承知のようにスウェーデンは両大戦を中立で貫き通した稀有な存在であり、その為、海軍艦艇に戦没艦がありません(事故での喪失艦は何隻かありますが)。ですので一般的に就役期間が長く、本艦も1982年まで、数次の改装を経て使用されました。就役当初は特設機雷敷設艦でしたが、商船としての素性からくる良好な燃費と居住性から、海外遠征を伴う士官候補生の練習艦としても使用されました。
入手したのはOceanic社製のモデルでしたが、備砲の形状、煙突の形状から、第二次世界大戦以降の形状を再現したモデルだと思われたので、煙突の形状を直線的なものに置き換え、主砲を6インチ平射砲に変えるなど、少し手を入れています。
(特設機雷敷設巡洋艦「アルヴァスベン 」の主要兵装:艦首部・艦尾部に配置された6インチ砲。就役時には平射砲ですたが、後に5インチ両用速射砲に換装されます。概観:煙突の形状を直線的なものに交換し、その他、少し銃座やマストなど追加しています)
4250トンの船体を持つ小ぶりな特設艦艇としては(スウェーデン海軍艦艇としては大型艦ではあるのですが)、6インチ砲4門、40ミリ対空砲、20ミリ対空砲、等、非常に強力な兵装を持っています。14ノットの速度を発揮し、380基の機雷を搭載することができました。後に主砲は全て両用砲に換装されています。
1981年まで機雷敷設業務や練習艦として在籍していました。
「トゥリア・クロノール級」軽巡洋艦(1947年より就役:同型艦2隻)
(「トゥリア・クロノール級」軽巡洋艦の概観:145mm in 1:1250 by Hansa:モデルは箱型艦橋形態ですので1950年代の近代化改装後の姿を再現したものです)
スウェーデン海軍が建造した最後の巡洋艦の艦級です。唯一の本格的航洋型巡洋艦と言ってもいいのではないでしょうか?
第二次世界大戦中に建造されましたが、就役は2隻とも大戦後の1947年となりました。
8200トン級の船体を持ち、重油専焼缶とタービン機関の組み合わせで、33ノットの速力を出すことが出来ました。
主砲として新型の53口径6インチ速射砲を採用し、これを艦首部に3連装両用砲塔1基、艦尾部に連装両用砲塔2基の配置で搭載していました。この主砲は両用砲塔に搭載され70度までの仰角と、毎分10発の発射速度を有していました。当初はこの両用砲が文字通り対空砲を兼ねたため、対空砲を他に有しませんでした(対空兵装としては他に40mm連装機関砲10期を搭載していましたが、これは近接防空用でした)が、後の改装では5.7cm高角機関砲を連装砲塔で2基増設しています。
艦級名である「トゥリア・クロノール」は「三つの王冠」を意味し、これはスウェーデンの国章でもあります。スウェーデンを代表する艦級であることを期待されていた表れかと。
(「トゥリア・クロノール級」軽巡洋艦の細部:近代化改装後の箱型環境と艦首部の3連装砲塔(上段)、艦中央部の対空期間砲群:砲身が省略されています(中段)、艦尾部の連装砲塔(下段))
「トゥリア・クロノール」は1964年まで就役していましたが、僚艦「イェータ・レヨン」は1971年にチリ海軍に売却され、1984年まで同海軍で就役していました。
というわけで今回はここまで。
次回は冒頭に記載したように、最近数回の投稿の流れを受けて「スウェーデン海軍」の駆逐艦他をご紹介する予定です。おそらくまとまった形でお届けするのは、初めてかも。
まあ、こんな感じで2025年も続けてゆくつもりですので、何卒温かく見守っていただければ、と。
もちろん、もし、「こんな企画できるか?」のようなアイディアがあれば、是非、お知らせください。
模型に関するご質問等は、いつでも大歓迎です。
特に「if艦」のアイディアなど、大歓迎です。作れるかどうかは保証しませんが。併せて「if艦」については、皆さんのストーリー案などお聞かせいただくと、もしかすると関連する艦船模型なども交えてご紹介できるかも。
もちろん本稿でとりあげた艦船模型以外のことでも、大歓迎です。
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