相州の、ほぼ週刊、1:1250 Scale 艦船模型ブログ

1:1250スケールの艦船模型コレクションをご紹介。実在艦から未成艦、架空艦まで、系統的な紹介を目指します。

Spithead Miniatures:フランス海軍 艦隊装甲艦モデルの製作進捗状況

本稿では下記の投稿でSpithead Miniatures製のモデルのお話をしています。

fw688i.hatenablog.com

モデル到着のご紹介が7月の最終週でしたので、およそ1ヶ月半ほどたちました。なかなかまとまった時間を取れずにいるのですが、少しづつ作業を続けてきてはいます。そこで上記の回でご紹介した各モデルのアップデート(実はまだ完成していないのです)と、その派生で手を入れたモデルのご紹介を、少し前回の投稿、過去の投稿に手を入れながらご報告。今回はそんなお話です。

 

モデル到着時はこんな感じでした。それぞれのモデルは別々の小袋(写真上段)の形状で、そしてそれぞれの小袋の中身はレジン製の船体(最近、3D printingのモデルばっかり見てきたので、少し新鮮です)とホワイトメタル製のマスト、ボート、通気管、砲、上部構造等のパーツがセットされています。組み立て図は入っていないので、自分で資料にあたる必要がありそうですが、多分、この辺りのモデルを探す人ならば、あまり大きな問題にはならなそうです(通気管の位置が少し微妙かも、程度?)。

・・・・というような所感で始めたわけです。

 

続いてそれぞれの現状をご紹介。

7,580トン級:「オセアン(Ocean)級」艦隊装甲艦(1870年から就役:同型艦3隻)

ja.wikipedia.org

新着時のSpithead Miniaturesの「オセアン級」装甲艦のモデル

f:id:fw688i:20240728104723j:imagef:id:fw688i:20240728134756j:image

(上の写真が今回到着したSpithead Miniatures製「オセアン級」装甲艦のモデル)

レジン製の船体はかなりディテイルがシャープに表現されています。舷側の砲門も綺麗に抜かれています。最も気にしていたスケール違い、ですが、このレベルであれば、1:1250スケールと謳われているモデル間での製作者間の解釈違いと、さほど差異はないかと思いますので、気にしなくてもいいかな、と思っています。

「オセアン級」艦隊装甲艦の進捗現況

f:id:fw688i:20240907182145j:image

(「オセアン級」艦隊装甲艦の概観:76mm in 1:1200 by Spirhead Miniatures)

現況はご覧のとおりマスト製作の前段階までです(これは今回ご紹介するモデル、全て同じ状況です。

下の写真では「オセアン級」艦隊装甲艦の主要兵装部分の拡大を。同級の砲兵装は、上甲板上に19口径24センチ砲がバーベット形式で配置されていることがわかります。4つのバーベットを4隅としてその下に砲郭があり、そこに18口径27センチ砲が配置されています。少しわかりにくいですが舷側から突き出している金色の砲口がそれです<<<この砲身は筆者が真鍮線で作成したものなので、もう少し長く強調してもいいのかもしれません。

f:id:fw688i:20240907182458j:image

「オセアン級」艦隊装甲艦の解説(過去投稿よりほぼ引用)

同級はフランス海軍が初めて「艦隊装甲艦(キュイラッセ・デスカトーレル)」と言う艦種呼称を用いた装甲艦の艦級です。世界初の航洋型装甲艦と言われる「グロワール」から量産型の「プロヴァンス級」までの16隻の「装甲フリゲート艦(フリガイト・キュイラッセ)」と一線を画し、新たな呼称としたのは、搭載している艦砲が格段に強化されているところにあります。

船体は前級よりも大きな7600トン級となり、これに3460馬力の蒸気機関を搭載して13.5ノットの速力を発揮する設計でした。

同級の目玉である主砲は、18口径27センチ単装砲4門と19口径24センチ砲4門が搭載され、他に14センチ単装砲8門が副砲として装備されていました。搭載方法はこれまでの舷側砲門方式ではなく砲郭式が取り入れられています。分厚い装甲で覆われた砲郭は艦の中央に八角形で設置され、上甲板の砲郭の4角のバーベット上に24センチ単装砲が単装砲架で搭載されていました。それぞれの単装砲は人力で旋回でき、広い射界がが与えられていました。各バーベット上の単装砲架は基部のみ装甲で覆われた露砲塔でした。

バーベットの一段下の砲郭内には27センチ単装砲4門がレールに乗せた回転可能な砲架上に搭載されており、左右両舷に対し各5ヶ所に設けられた砲門から、砲撃が可能でした。この方式により、少ない搭載主砲を効率よく運用することができました。

***これからのモデル仕上げの話

これは上掲の「オセアン級」に限らず、今回ご紹介するモデルの共通の事項なのですが、全てこれからマスト周りの製作に入ります。その際には他の機帆併装のモデルと共通の仕上げにしたいなあ、と思っています。つまり、マストは真鍮線での自作を第一選択として、キットに付属するマストは使用しないつもりです。

 

8,900トン級艦隊装甲艦「リシュリュー (Richelieu)」(1875年就役)

ja.wikipedia.org

新着時のSpithead Miniatureの装甲艦「リシュリュー」のモデル

f:id:fw688i:20240728134915j:imagef:id:fw688i:20240728134917j:image

(上の写真は今回到着したSpithead Miniatures製の装甲艦「リシュリュー」のモデル)

艦首部の再現などいい感じなんじゃないでしょうか?レジン製の船体は本当にシャープで、「仕上がりの品質にこだわりたいので、限定したロットしか製造しないのさ」とSpithead Miniaturesの主催が書いていたのを思い出しました。

艦隊装甲艦「リシュリュー」の進捗現況

f:id:fw688i:20240907182502j:image

(艦隊装甲艦「リシュリュー」の概観:82mm in 1:1200 by Spithead Miniatures)

こちらもマスト周りはこれからです。

下の写真は艦隊装甲艦「リシュリュー」の主要兵装部分の拡大したものです。上甲板上に19口径24センチ砲がバーベット形式で配置されていることがわかります。上段写真では艦首楼に配置された24センチ砲。「オセアン級」同様、4つのバーベットを4隅としてその下に砲郭があり、そこに18口径27センチ砲が格言に対し3門づつ配置されています。艦首楼と舷側に突き出している砲身は筆者が真鍮線で追加したものです。

f:id:fw688i:20240907182505j:image

装甲艦「リシュリュー」の説明本文(過去投稿よりほぼ引用)

同艦は「オセアン級」艦隊装甲艦の改良型で、「フリードランド」が全鉄製の船体を持っていたのに対し、本艦は木造鉄皮構造でした。同型艦はありません。

「オセアン級」をやや拡大した9000トン級の船体を持ち、4200馬力の蒸気機関を搭載し、13ノットの速力を発揮することができました。運動性の向上を狙い、2軸推進でした。

主砲は「オセアン級」同様、18口径27センチ単装砲6門と19口径24センチ砲5門が混載されており、27センチ砲は全て砲郭内に収められ、24センチ砲は砲郭上部4角のバーベットに露砲塔形式で4門、船首楼内に1門が搭載されていました。艦首喫水下には衝角が装備されており、艦首楼内の砲と併せて、艦首方向の攻撃威力が強化されています。他に副砲として当初12センチ単装砲10門を装備していましたが、就役後すぐに14センチ砲6門に換装されました。

***副砲の扱い

舷側に多くの砲門が開いています。ここに0.3mmの真鍮線で方針を追加するかどうか、少し検討します。多分、追加しないんだろうなあ。

 

8,750トン級:「コルベール(Corbert)級」艦隊装甲艦(1877年から就役:同型艦2隻)

ja.wikipedia.org

新着時のSpithead Miniaturesの「コルベール級」装甲艦のモデル

f:id:fw688i:20240728104827j:imagef:id:fw688i:20240728134939j:image

(上の写真が今回到着したSpithead Miniatures製の「コルベール級」装甲艦のモデル

上掲の写真では少し分かりにくいかも知れませんが、フランス艦の特徴の一つであるタンブルホーム形状がうまく再現されていると思います。こちらのモデルも実に質の高いレジン製の船体になっています。

「コルベール級」艦隊装甲艦の進捗現況

f:id:fw688i:20240907182918j:image

(「コルベール級」艦隊装甲艦の概観:78mm in 1:1200 by Spithead Miniatures)

 こちらもマスト周りはこれからです。

下の写真は「コルベール級」艦隊装甲艦の主要兵装部分の拡大をしたものです。上甲板上に18口径27センチ砲がバーベット形式2基、さらに中央砲郭内に6基配置されています。下の写真では船首楼内に配置された19口径24センチ砲(写真上段)と上甲板の艦尾に配置されている24センチ砲が確認できます。

f:id:fw688i:20240907182915j:image

「コルベール級」装甲艦の説明本文(過去投稿よりほぼ引用)

同級は1865年度計画の最後の艦級で、フランス海軍史上、最後の木造の艦隊装甲艦となりました。

8750トンの船体に4600馬力の蒸気機関を搭載し、14ノットの速力を発揮する設計でした。

主砲は27センチ単装砲8門として、2門は上甲板の砲郭上のバーベットに2基、残る6門は砲郭内に収められています。さらに補助火力として艦首楼内と艦尾に24センチ単装砲各1基が装備され、艦首尾方向の火力が強化されています。他に副砲として14センチ単装砲8門が搭載されました。

***副砲の扱い

前出の各モデルと同様、扱いは要検討ですね。

 

9,200トン級艦隊装甲艦「ルドゥタブル (Redoutable)」(1882年就役)

ja.wikipedia.org

新着時のSpithead Miniaturesの装甲艦「ルドゥタブル」のモデル

f:id:fw688i:20240728104854j:imagef:id:fw688i:20240728135005j:image

(上の写真が今回到着したSpithead Miniatures製の装甲艦「ルドゥタブル」のモデル)

同艦のこのキットでは、タンブルホーム形状の船体が実にうまく表現されています。

下の写真でも分かるように、筆者が既に保有している近代化改装後のHai社製モデル(1:1250スケール)と比較すると、Spithead Miniatures製モデルは1:1200スケールでありながら、少し小さな仕上がりになっています。「ルドゥタブル」の水線長は97.1メートルですので、近代化改装時に船体を延長したという記録は特にみたことがないので、そうした事実がないとすれば、試算ではHai製モデルの水線長85mmは実艦の水線腸に対して1:1250にせよ1:1200にせよスケールによらず、やや大きすぎ、少なくとも寸法ははSpithead Miniaturesの方が再現性が高い、ということになります。

(装甲艦「ルドゥタブル」のHai製モデル「近代化改装後」(上)とSpithead Miniatures製モデル「就役時」(下)の比較:水線長に大きな差異がありますが、計算上は1:1250スケールで77mm、1:1200スケールで80mmで、Hai製モデルが長すぎることになります)

艦隊装甲艦「ルドゥタブル」の進捗現況

f:id:fw688i:20240907183132j:image

(艦隊装甲艦「ルドゥタブル」の概観:80mm in 1:1200 by Spithead Miniatures)

 こちらもマスト周りはこれからです。

同艦はそれまでの艦隊装甲艦の標準装備であった27センチと24センチの複数口径の主砲王祭を改め、27センチに統一して装備数を単装砲8基の増強しています。下の写真では、船首楼内に装備された1基(写真上段)と上甲板上の残り3基(艦橋両脇の張り出し部分と艦尾)、中央砲郭に納められた4基が見ていただけるかと思います。船首楼から突き出てるものと中央砲郭部分の砲身は筆者が付け足したものです。

f:id:fw688i:20240907183135j:image

装甲艦「ルドゥタブル」の説明本文(過去投稿よりほぼ引用)

同艦は普仏戦争に敗れたフランスがナポレオン3世の帝政を廃し第三共和制に移行した後の、1872年度計画で建造された最初の艦隊装甲艦です。普仏戦争に何の貢献もできなかった海軍への強い風当たりの中で設計され、新基軸と回帰主義が入り混じった微妙な設計になっています。(フランス海軍ファンとしては、そこがなんとも言えず「いい感じ」なのですが)

以降、フランス海軍の主力艦の特徴の一つとなる「タンブル・ホーム」型船体の基本形が示された艦と言ってもいいかと。

9200トン級の船体には鉄材に加え鋼材が用いられ、5900馬力の蒸気機関から14ノットの速力を発揮する設計でした。

主砲には20口径27センチ砲が採用され、艦首楼内に1門、艦尾に1門、両舷の砲郭部上部のバーベットに各1門が配置され、さらに砲郭内に4門が搭載され、計8門を搭載していました。副砲として14センチ単装砲6門を装備していました。

***副砲の扱い

扱いは要検討ですね。

 

上掲のモデル製作からの派生作業

・・・と、ここまではSpithead Miniaturesモデルの製作進捗状況のお話だったのですが、フランス海軍の艦隊装甲艦には「オセアン級」と「リシュリュー」の間にもう一隻「フリードランド」が建造されています。

実は筆者はこの艦についてはHai製のモデルを保有しているので、今回のSpithead Miniaturesへの発注には含めませんでした。しかし、他の艦級のモデルが到着するとHai社のモデルがおそらく(実はどこにもその証左がないのですが)近代化改装後(=帆装を補助扱いとしたのち)のものではないかというのが気になってきました。

そこで、竣工時を再現してみよう、と少しHai製モデルに手を入れてみ流という派生作業に至りました。それをご紹介しておきます。

 

8,800トン級艦隊装甲艦「フリードランド (Friedland)」(1877年就役)ー就役時モデルの作成

ja.wikipedia.org

Hai製オリジナルモデル(以前、本稿でご紹介しています)

f:id:fw688i:20240609154342j:image
(艦隊装甲艦「フリートランド」の概観:80mm in 1:1250 by Hai:まだ装甲フリゲート艦の名残を残すややスマートな艦型をしています。下の写真は艦隊装甲艦「フリートランド」の兵装の拡大:艦の中央部に砲郭を設けそこに片舷3基の主砲と、中央砲郭部の上のバーベットに主砲1基づつを両舷に搭載しているのがわかります。<<<ああ、このモデル手を入れて潰してしまった!

f:id:fw688i:20240609154345j:image

今回Spithead Miniatureモデルの影響で「就役時」を想定したモデルにf:id:fw688i:20240907181932j:image

(艦隊装甲艦「フリートランド」の概観:80mm in 1:1250 by Hai)

今回、上掲のHai製モデルから手を入れようとしているところはマストの作り替えですので、製作自体はこれからが本番です。他のモデルとの一体感を揃えるために塗装は少し合わせています。さらに、実は特に同時期に建造された「リシュリュー」との対比で、やや船体の高さが気になったので、船体そのものを少し低く調整しています(これは船底をメタル用のヤスリでゴリゴリ削る単純な作業です)。

f:id:fw688i:20240907181935j:image

艦隊装甲艦「フリードランド」の説明本文(過去投稿よりほぼ引用)

同艦は「オセアン級」艦隊装甲艦の改良型で、全鉄製の船体を持っていました。同型艦はありません。

「オセアン級」をやや拡大した8850トン級の船体を持ち、4500馬力の蒸気機関を搭載し、13.5ノットの速力を発揮することができました。

主砲を27センチ砲のみにして単装砲2門を砲郭上のバーベットに露砲塔形式で搭載し、残り6門は砲郭内に各舷3門づつ配置しました。他に副砲として14センチ単装砲8門を装備していました。

 

フランス海軍艦隊装甲艦(キュイラッセ・デスカトーレル)の発展について

少し艦艇発達史的な視点での一般的な補足説明を。

海軍主力艦の変遷を見ておくと、19世紀初頭には、舷側砲門をずらりと並べた「ナポレオン期」に全盛を迎えたいわゆる木造帆装戦列艦が海軍の主力でした。そして1850年代にこの木造戦列艦蒸気機関を搭載しスクリュー推進による木造機帆装戦列艦の建艦競争が始まります。そして蒸気機関の搭載により重い舷側装甲の装備が可能となり、やがて世界初の航洋型装甲フリゲート「グロワール」が登場します。

この舷側装甲の搭載は、一方でそれまでの艦載砲(艦砲)の威力不足を一気に露呈することになります。それまでの艦砲は射程が1000メートル程度の前装砲(先込め砲)で、照準も砲ごとの砲側照準であることもあって、蒸気機関を用いて自律的に移動する目標にはめったに当たらない代物でした。さらにこれが舷側装甲を装備した艦では、当たった砲弾すらはじき返されてしまう訳です。

この様な状況下で、史上初の航洋装甲艦で構成された艦隊同士の戦い、「リッサ海戦」が起きたのですが、この戦いで勝敗の決め手となったのが「衝角戦法」と言う装甲艦同士の文字通りの体当たり戦法であったと言うのは、ある意味「必然」であったと言っていいのかもしれません。

この海戦の戦訓は、艦砲の大口径化、長砲身化(初速を高め弾道と貫徹力を高める)への指向に勢いをつけることになり、各列強はその搭載砲を大型化させてゆくことになります。

フランス海軍も同様で、装甲艦はそれまでの「装甲フリゲート艦(フリガイト・キュイラッセ)」から、艦砲を大型化した「艦隊装甲艦(キュイラッセ・デスカトーレル)」へと、進化してゆくのです。

今回ご紹介したモデルは全て「艦隊装甲艦(キュイラッセ・デスカトーレル)」で、以下がその一覧、ということになります。写真手前から、「オセアン級」、「フリードマン(Hai製)」、「リシュリュー」、「コルベール級」、「ルドゥタブル」の順です。

f:id:fw688i:20240907183354j:image

フランス海軍の「艦隊装甲艦」はこの後、最後の中央砲郭形式の「クールベ級」を経て「アミラル・デュプレ」へと発展し、主砲の砲塔式搭載形式へと移行してゆきます。

 

ということで今回はこの辺で。

 

次回は今回ご紹介した各モデルの改正形態がお伝えできるといいなあ、と思っているのですが、三連休などあって本業も忙しく、どこまで作業が進捗するか、それ次第で。もしかすると過去投稿の再掲にさせていただいて、その分、製作作業に集中する週末(三連休)ということにさせていただくかも。

もちろん、もし、「こんな企画できるか?」のようなアイディアがあれば、是非、お知らせください。

 

模型に関するご質問等は、いつでも大歓迎です。

特に「if艦」のアイディアなど、大歓迎です。作れるかどうかは保証しませんが。併せて「if艦」については、皆さんのストーリー案などお聞かせいただくと、もしかすると関連する艦船模型なども交えてご紹介できるかも。

もちろん本稿でとりあげた艦船模型以外のことでも、大歓迎です。

お気軽にお問い合わせ、修正情報、追加情報などお知らせください。

 

ブログランキングに参加しました。クリック していただけると励みになります。


艦船ランキング