相州の、ほぼ週刊、1:1250 Scale 艦船模型ブログ

1:1250スケールの艦船模型コレクションをご紹介。実在艦から未成艦、架空艦まで、系統的な紹介を目指します。

『T-34・・・』という映画、雑感(2)T-34 Mod40の制作:前編

T-34 ナチスが恐れた最強戦車」映画紹介からの、まさかのスピンアウトです。(「何でも広げたがるなあ」と自分でも思いますが、何卒、お付き合いください)

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映画のご紹介の最後 に、「ちょっと模型関連のサイトらしく」という事で、前回、登場するT-34について下記のようにコメントしました。

 

この映画、T-34Wikipediaにも未掲載ですが、多分、我々が見慣れたT-34よりも単砲身の40年式のT-34(A-34)の30.5口径L-11型76mm戦車砲を搭載するなどの特徴をよくあわらしているように思いました。(通常目にするT-34 41年式は41.6口径F-34 76mm戦車砲を搭載しています)

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(下の写真は、私の1:144戦車コレクションから、上段がT-34 1940型(41年型から砲身を切り詰めてあります。本当はヘッドライトとかつけてみたいのですが)下段はオリジナルの1941年型。まあ、簡単な加工だけですので、雰囲気だけでも掴んでもらったら。ちょっとお粗末に過ぎるかな、と思うので、急遽、T-34 Mod40の1:144スケールの模型を取り寄せる事にしました。お得意の3Dです。いずれは写真を差し替えるか、追加しますので、それまではご容赦ください

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で、今週、T-34Mod40の3Dモデルが到着。

今回はそんな話の1回目、です。(仕上げまでまだ手が回っていません、という事です)

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素材はSFD。写真のような、こんな感じで到着します。やっぱりヘッドランプは付いてないですね。どうしようかな?何かそれらしいジャンクパーツが見つかれば、手を付ける、ということにしておきましょう。

今回は発注から到着まで、丁度、一週間でした。Shapeways からの配送には通常、UPSが使われるのですが、このトラッキングが、結構、見ていると楽しい。

Shapeways のあるEindhoven, Netherlands(「遠すぎた橋」:第二次大戦のマーケット・ガーデン作戦の主戦場になった街ですね)を起点に、Koeln, Germany、Shenzhen, Chinaを経由してNarita, Japanに到着。更に「ローカルのエージェントが配達中」と続くのですが、それぞれ、到着スキャン、出発スキャンの時刻の表示があったりして、「ああ、来てる、来てる、来たぁ」という感じです。

 

下の写真は、WTM(ワールド・タンク・ミュージアム)のT-34との比較。大きさ(寸法)に差が出ることを少し警戒していたのですが(同一スケールでも、製作者によって、結構、大きな差が出ることが、まま、あります)、そこは幸い大丈夫のようです。

目につくのは、当たり前ですが、砲身長の差。個人的には、砲身が短い方が好みなので、いい感じです。

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この後の手順としては、少し必要であれば細部に手を入れ(今回はざっと見たところでは、気になるところは特にありません。先述のヘッドランプの扱い、くらい、でしょうか?)、サーフェサーで下地処理をした後、塗装、ということになります。

 

下の写真は、他のモデルで下地処理まで済ませた状態。

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本来は、写真のこのモデルは1:200スケールのE-75(ナチスドイツの未成重戦車)なのですが、1:144スケールの架空軽戦車のベースにしたくて、購入した物です。ベースのE-75からは、砲身を既にかなり切り詰めてあります。

ヴァルキュリアエーデルワイス風に」というのが、何となくの仕上がり目標です。

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下の写真は、同時に到着したM-2(あれ?M-3だっけ?)。いわゆるアメリカ陸軍の歩兵戦闘車ですね。

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ja.wikipedia.org

湾岸戦争以降の苦闘するアメリカ陸軍歩兵部隊の先頭には、常にMー2  がいる、という感じですね。「ロング・ロード・ホーム」でHAMVEEと共に進む姿が、なぜか印象的なので、砂漠色で作ってみたいですね。

www.youtube.com

という事で、さて、次回は、おそらく完成編をお伝えする事になるでしょう。

今回はここまで。

 

感想や、情報、あるいはご質問などがあれば、是非お知らせください。

 

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