相州の、ほぼ週刊、1:1250 Scale 艦船模型ブログ

1:1250スケールの艦船模型コレクションをご紹介。実在艦から未成艦、架空艦まで、系統的な紹介を目指します。

スター・トレック ピカード エンゲージ!

またまた予告をあっさり裏切って・・・。

 

いよいよ、首を長〜くして待っていた(・・・えっ、私だけ?)「スター・トレック ピカード」がAmazon Primeで配信開始、です。金曜日が来るのが、いつもに増して、一層、楽しみになりそうです。艦船模型とは全く関係ないけど、今回はそんな話です。

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実は我が家の二台の車のナンバーは、代々、いずれも「1701」です。これで、私がどれほど楽しみに待っていたか、どうかお察しを。これでピンと来ない方は、それほど大した話ではないので、引っかからずに読み飛ばしてください。

スター・トレックの話をすると、「最も好きなシリーズは?」という質問をよく受けます。「1701」は出てきませんが、実は「DS9」です。クワークが大好きです。

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もちろん「敢えて一つを選べと言われたら」という条件付きではありますが。

・・・とここまで書いて、艦船模型とは関係ない、と言いながら、「艦番号」の話になってきつつあります。やっぱりどこかで関連してるのかも。

 

「実は、」という話をもう一つ。

今回の新シリーズに先立ち、こちらはNetflixで配信された「スター・トレック ディスカバリー」は、実は、ちょっと馴染めませんでした。少し悲しい。

なんだろう、と考えると、その理由は多分、二つほど。

一つは、クリンゴンの特殊メイクと、何もあそこまでクリンゴン語を突き詰めなくてもよかったんじゃないか、と。

最初のクリンゴンの特殊メイクの変遷は、私の大好きなDS9の本編エピソード中でも、クリンゴン人であるウォーフが周りから「なんか、お前たち変わりすぎじゃないの?」的ないじられ方をするほど、オリジナルとその後のシリーズで特殊メイク技術の差異がはっきり出ていたのですが(優生ウィルスによる遺伝子改造、とかなんとか、よく解ったような解らないような、解説があったように記憶します)、時代がオリジナルシリーズ以前に遡ったにも関わらず、一層クリンゴン化(と言うか、非人類化)が進行しているようで、どうなっちゃたの、と言う感じです

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クリンゴン人の容姿変遷:上段;ディスカバリー時代、下段左;オリジナルシリーズ時代、下段右;ネクスト・ジェネレーション以降の姿。 優生ウイルスの影響で、「人類化」し、その後、その影響が消えつつある、と言うことでしょうか???

 

もう一つは、これは歴史的な流れなので仕方がない、と言うことなのかもしれませんが、「連邦」の価値観(「宇宙艦隊」の価値観、と言うべきかも)が、ディスカバリーの時代には、ちょっとギラギラしすぎているような気がするところでしょうか?

これは、その後の様々な経験を経て洗練されていくのだ、と思えば、違和感とは言えず、単に「あまり好きな時代ではない」と言うだけかもしれません。

 

第一話では、クリンゴンは表立っては出てきませんでしたが、主人公はあの洗練された艦隊士官をそのまま具現化したようなピカードですので、二番目の点は、安心です。

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この先、気をつけるつもりではありますが、ちょっとネタバレしちゃうかも、ですので、ここから先は自己責任で。

 

実はこのシリーズについては、あまり予備情報を持っていません。

予告編をいくつか観たのと、第一話を観た限りでは、ピカードが艦隊を離れるきっかけとなった事件を発端として、データへの回顧と深い愛情を縦糸に、懐かしいメンバーとの再会や思い出を横糸に張り巡らせて、やがては事件の背後の(或いはそこから生じた)謎の解明と、もしかすると素晴らしい奇跡へと導いてくれる美しい物語を期待してしまったのでした。

Something wonderful の予感満載の第一話。

 

一点、気になることといえば、ロミュランが出てくるのですが、特殊メイクが少しこれまでよりも濃厚なような。耳の感じって、ヴァルカン人と同じじゃなかったっけ?(気にしすぎ?)

 

ともかく、金曜日が待ち遠しい。

もちろん、主演のパトリック・スチュアートは素晴らしい。ピカードそのもの、です。

 

アイリッシュマン 観ましたか? 

もう一つ、こちらはNetflixで公開されている「アイリッシュマン」。 

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ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシ出演、マーティン・スコセッシ監督で贈る大作『アイリッシュマン』。20世紀の名立たる悪人たちと関係していた元軍人の暗殺者フランク・シーラン。彼の視点から描かれるのは、今なお未解決とされる労働組合指導者ジミー・ホッファの失踪事件。巨大な組織犯罪と、その背後でうごめく権力争いや政権との繋がり…。第二次世界大戦後のアメリカの闇の歴史を、数十年にわたって紐解いていく。

・・・とこちらは、Netflix Japanが公開している公式予告編(上の動画ね)のキャプションです。

キャストと監督を見ただけでも、凄いでしょう?

もちろん作品も「凄い」の一言です。

この映画は、アメリカ本国で、限定劇場公開ののちNetflixで配信されました。日本ではNetflixでの配信ののち、一部名画座で上映、と言うような形式で公開されています。

これまでの常識では、ちょっと考えられないような形態での公開だと思いませんか?

いきなりスマートフォンで見れちゃうなんて、ある意味、大変嬉しい手軽さですが、作品の重厚さを知るにつれ、なんか勿体ないような。

 

これも「時代」と言ってしまえば、それまでなんですが・・・。

 

なんだかんだと書きましたが、物凄い作品です。特に「ゴッド・ファーザー」がお好きな人は、是非。

少し個人的な視点で突っ込んだことを書くと、サウンド・トラックの創り方、と言うか位置付けが、凄いなあ。まあ、観てみてください。

クラシック音楽好きの流れで、映画音楽も大好きです。

 

と言うことで今回はここまで。取り止めのない話になってしまいました。

 

感想や、情報、あるいはご質問などがあれば、是非お知らせください。

 

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