またまたお詫びです。
次は日本海軍の巡洋艦、と予告しましたが、もう一隻、3Dプリンティングモデルで、試験艦「あすか」の紹介をするのを失念していました。
・・・と言うか、件の「巡洋艦」については、少し準備不足の感があり、繋ぎで、「あすか」をご紹介します。
試験艦「あすか」
その名の通り、海上自衛隊の様々な装備を試験する目的で建造された船です。
モデルは、これまで時折登場していただいている幕之内弁当三次元造形の作品で、SFD素材による、ディテイルまで再現性の高いモデルです。
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Desktop Fleetと言う非常に充実したラインナップをお持ちのブランドを展開されているのですが、筆者にとって残念なことに、その主力スケールは、1:1800あるいは1:2000で、1:1250スケールは、今のところラインナップ充実のスコープには、あまりいれていらっしゃらないようなのです。
直下の写真は、以前にご紹介した Desktop Fleetさんの数少ない1:1250スケールの海上自衛艦、試験艦「あすか」の下地処理後の姿。
このモデルの艦橋上にあるミニ・イージスシステムのドームは、当ブログでご紹介したイージス護衛艦「いそかぜ」三態のうち、「亡国のイージス」小説版の第一形態「いそかぜ」の艦橋上部に追加された「イージスシステムドーム」に転用されました。
そして直下が仕上がりの写真。
さらに艦橋前には新アスロック運用試験用のVLSや、おそらく12式地対艦誘導弾の艦載化に向けての試験用発射キャニスターが作り込まれています。
実はこの船、文字通り「試験艦」なので、実戦等には投入されないはずなのですが、私の記憶では、随分以前の話ではあるのですが、大石英司さんの小説(「環太平洋戦争」だったかな、「アジア覇権戦争」だったかな、いずれにせよかなり以前の作品だったかと)で、海上自衛隊がその性格上、表立って介入できない周辺有事に、試験中の先進の装備を活用して、こっそり介入するベースになる、と言うような話があったような・・・。その時に、海上自衛隊には面白い船があるんだなあ、と強い関心を持った記憶があります。
ヒストリーチャンネル「Defending JAPAN」と言う番組
話は全く変わりますが、ヒストリーチャンネルで、 Defending JAPANと言う番組の一気み企画があり、特集の第1回第一話を見てみました。
日本のメディアによる日本の防衛力、国防意識に関する番組ではないので、非常に視点が新鮮で、例えば日本の防衛力に対する期待などが、比較的わかりやすく表現されていていました。
「自衛隊は、外からの侵略に対しては、第二撃までは退けることができる。その後は、それまでの損耗でどうも。まあ、仕掛ける方はそれを計算するでしょうから」とか、「海自は50隻の駆逐艦を持っている。これはかなり大きな勢力として、期待され、警戒されている」など、自衛隊のOBの方が仰っていまして、おお、そこまで言うか、と言う感じです。
興味のある方は、是非。
と言うことで、今回はちょっと一休み的に、ここまでです。
感想や、情報、あるいはご質問などがあれば、是非お知らせください。
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