相州の、ほぼ週刊、1:1250 Scale 艦船模型ブログ

1:1250スケールの艦船模型コレクションをご紹介。実在艦から未成艦、架空艦まで、系統的な紹介を目指します。

3Dプリンティングモデル 雑感(その4:「たちかぜ」級護衛艦の製作)

今回は3Dプリンティングモデルの雑感の4回目。 

Amature Wargame Figures製の「たちかぜ」級DDGモデルが、WNV素材で一点、SDF素材で二点、到着しましたので、素材つながりで、ご紹介します。

 

「たちかぜ」級護衛艦については、「海上自衛隊 護衛艦発達史(3) 護衛隊群の整備・ DDHの登場」の回でご紹介しました。

fw688i.hatenablog.com

 

Amature Wargame Figuresの「たちかぜ」級

本稿内ではHai製のダイキャスト製のモデルをご紹介しましたが、Amature Wargame Figures製のWhite Natural Versataile Plastic :WNV素材のモデル一点と、 Smooth Fine Detail Plastic :SFD素材のモデル二点を入手しました。

下の写真は、SFDモデル。

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全体としては、Amature Wargame Figures製の標準的な仕上がりで、最初は細かい武装パーツとマストの交換で仕上げていこうと考えていました。

しかし、よく見ると、あれれ、ちょっと艦橋が大きいぞ。と、気になっちゃいました。

やれやれ、少し大ごとになる予感。

 

と言うことで、ゴリゴリとクラフトのこぎりで艦橋他の上部構造を撤去します。

あらら、すっきりしちゃいました。(実は、艦首部のナックルがあるのか無いのか、要ははっきりしないなど、さらに気になるところがいくつか。 でも、まあ今回はこれで進めましょう)

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WNV素材のモデルで、「さわかぜ」を制作

上記のSFD素材モデル同様、 上部構造物をF-toys製やSNAFU store製のパーツに交換していきます。

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ディテイルアップ箇所:艦首部から主砲、アスロック・ランチャーをF-toys製のストック部品に交換。

艦橋をF-toys「しまかぜ」の艦橋部に交換。:「さわかぜ」は「たちかぜ」級DDGの3番艦ですが、この艦からアスロックは艦橋基部から自動装填される機構を搭載しています。「しまかぜ」も同様の機構を搭載しているので、これをそっくり転用しました。

艦橋の上部のマックはF-toys製「しらね」のものを少し手を入れて転用。「しまかぜ」の艦橋では、少し長さが足りないので、少し長さを延長加工しています。

後部のマック上部も同様に「しらね」のものを転用。マック後方のイルミネータは「しまかぜ」から移植。後部主砲とCIWSはF-toys製、艦尾のMk 13はSNAFU store製のものを、それぞれ換装しました。

サーフェサーで下地処理をして、あとは仕上げのみの状態。
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SFD素材のモデル2点をディテイルアップ開始

下の写真は、「たちかぜ」級DDGの2番艦「あさかぜ」の制作。

ほぼ、前述の3番艦「さわかぜ」と同様のディテイルアップの予定ですが、これも前述のように2番艦「あさかぜ」は、アスロックに自動装填装置を装備しておらず、艦橋前部の基部には装填用のハッチ等はありませんので、転用したF-toys製の「しまかぜ」の艦橋部分から、そのモールドを削ってあります。

艦尾部には、SNAFU store製Mk 13を搭載しました。f:id:fw688i:20191228200626j:image

 

そしてSDF素材モデルのもう一隻は、「しまかぜ」の艦橋をそのまま転用します。つまり、アスロックは自動装填装置付き、と言うことです。「たちかぜ」級DDGの4番艦。

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あれれ、架空艦、ですね。「おお、あれか?」と心当たりのある方は、相当のマニアかと。

もったいつけるわけではないのですが、この艦がどのようなカバーストーリーを持つのかは、次回、完成時にご紹介します。

 

と言うことで、今回は、ここまで。

お正月の準備しなきゃ。年賀状、作ろうっと。

 

本年はこれで(多分)終了です。

昨年9月から始まった当ブログですが、今年、一応、そもそもの主題であった「主力艦の発達史」については、まがりなりにも完了することができました。さらに往生際悪く、派生のストーリーをチマチマと捻り出し続けてきましたが、これも毎回の皆さんのアクセス数に励まされてのおかげと、本当に心より感謝しています。

本当にありがとうございました。

そして、来年もよろしくお願いいたします。

 

皆さんにとって、良い新年でありますように。

 

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