相州の、1:1250スケール艦船模型ブログ 主力艦の変遷を追って

1:1250スケールの艦船模型コレクションをご紹介。実在艦から未成艦、架空艦まで、系統的な紹介を目指します。

(補遺6-2)オーストリア=ハンガリー帝国新超弩級戦艦、就役

オーストリア=ハンガリー帝国海軍の未成超弩級戦艦モルナヒ代艦級が就役した。

前回紹介した3Dプリンティングモデルに、プラスティックロッドでマストを追加し、エナメル塗料で塗装を施した。主砲等は、予定通り1:1200スケールのイタリア戦艦アンドレア・ドリア級のものを流用した。

船体は明灰白色(日本軍機の塗装色)を使用。少し明るめに仕上げた。甲板にはデザートイエローと部分的にデッキタン。あとはフラットブラックとメタリックグレーを少々、という組み合わせを行った。

 

モナルヒ代艦級戦艦 - Wikipedia

Ersatz Monarch-class battleship - Wikipedia (projected)

(projected、24,500t, 21knot, 14in *3*2 + 14in *2*2, 4 ships planned)

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オーストリアハンガリー海軍が計画した超弩級戦艦。上記のスペックはオリジナル案である。

前級のテゲトフ級は三連装砲塔の採用で艦型をコンパクトにまとめるなど、先進性が評価されていたが、その一方で、三連装砲塔には実は発砲時の強烈な爆風や、作動不良など、いくつかの課題があったとされている。

そのため、本級ではドイツ弩級戦艦の砲塔配置の採用が検討されていた、とも言われているのである。そうなれば連装砲塔5基を装備したデザインになったいたかもしれない。下の写真は、当時のドイツ戦艦ケーニヒ級の主砲塔配置案を採用した想定でのその別配置案。

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いずれにせよ、計画は第一次世界大戦の勃発によりキャンセルされた。

 

号外 Vol.2にも、上記、アップしてあります。

 

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これまで本稿に登場した各艦の情報を下記に国別にまとめました。

fw688i.hatenadiary.jp

内容は当ブログの内容と同様ですが、詳しい情報をご覧になりたい時などに、辞書がわりに使っていただければ幸いです。

 

もちろんこちらの模型についてのご質問も、お待ちしています。

これから登場する艦船も適宜追加してゆく予定です。

 

次回はいよいよユトランド沖海戦ドイツ帝国海軍の終焉。