オーストリア=ハンガリー帝国海軍の未成超弩級戦艦モルナヒ代艦級が就役した。
前回紹介した3Dプリンティングモデルに、プラスティックロッドでマストを追加し、エナメル塗料で塗装を施した。主砲等は、予定通り1:1200スケールのイタリア戦艦アンドレア・ドリア級のものを流用した。
船体は明灰白色(日本軍機の塗装色)を使用。少し明るめに仕上げた。甲板にはデザートイエローと部分的にデッキタン。あとはフラットブラックとメタリックグレーを少々、という組み合わせを行った。
Ersatz Monarch-class battleship - Wikipedia (projected)
(projected、24,500t, 21knot, 14in *3*2 + 14in *2*2, 4 ships planned)
オーストリア=ハンガリー海軍が計画した超弩級戦艦。上記のスペックはオリジナル案である。
前級のテゲトフ級は三連装砲塔の採用で艦型をコンパクトにまとめるなど、先進性が評価されていたが、その一方で、三連装砲塔には実は発砲時の強烈な爆風や、作動不良など、いくつかの課題があったとされている。
そのため、本級ではドイツ弩級戦艦の砲塔配置の採用が検討されていた、とも言われているのである。そうなれば連装砲塔5基を装備したデザインになったいたかもしれない。下の写真は、当時のドイツ戦艦ケーニヒ級の主砲塔配置案を採用した想定でのその別配置案。
いずれにせよ、計画は第一次世界大戦の勃発によりキャンセルされた。
号外 Vol.2にも、上記、アップしてあります。
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